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感想 『なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門』 現実は非情 だからこそあがく価値がある


現実は非情 だからこそあがく価値がある


職業モノの一番濃い部分を更に濃縮してぶつけてきた実質の最終巻ですかね.

初っ端から学生読者を置き去りにする展開と描写に圧倒されます.

次々に主人公たちに訪れる新たなハードルを知力と人脈,時には社内政治や相手のメンツすら利用してなりふり構わず進んでいく彼らの生き様がひたすら先輩社会人としてカッコイイです.

それぞれのキャラクターたちもここぞとばかりに見せ場があり最終巻に相応しい立ち回りだったのではないでしょうか.

恋愛面での進展が全くないので後日談エピソードなどをリアルに所望したいです.

この作品はいわば社会人への讃歌なのですが安直なそれだけでなくリアルな負の側面やあまり良くない人間関係なども描くところで,苦しいところからそれでもあがいていく現代人へのエールでもあった気がします.

このような傑作が終わることを寂しがりつつまた彼らと何処かで出会える気もします.


感想 『クロニクル・レギオン 6 覇権のゆくえ』


群雄割拠,ただではやられぬ!


ますます混沌と情勢が変化していく偉人系ロボットバトル現代戦記……もはやジャンルがわかりません.

照姫ちゃんという最高の愚かロリが主導した東京全域を巻き込んだ内戦バトルもいよいよクライマックス.

平将門率いる亡霊軍団もいろいろな役割をさせられて大活躍し,味方側というかいろいろなステークホルダーがところ狭しと知略と暴力で暴れまわるという豪華な巻でした.

照姫がほんと愚か可愛いくてツボです.いいぞもっとやれ.

サービスシーンもしっとり入ってしかもまさかのあのキャラも……けしからん限りです!

いよいよ最大の敵との戦いが始まるわけですがはたまた第三勢力が勃興するのか正面衝突するのか知略陰謀が入り乱れるのか……楽しみです.


感想 『りゅうおうのおしごと! 6』 焦りは禁物


焦りは禁物


それぞれがそれぞれの想いを抱えながら将棋道を真っ直ぐ突っ走る今作.

前巻の大一番から打って変わって複雑に絡み合うキャラクターたちの関係性模様も楽しいですし,将棋うんちくも磨きがかかっていました.

神様や魂といったモチーフとともに目に見えない気合いとか想いとかが溢れ出して止まらない感じの表現が相変わらず素晴らしいです.

AIが台頭してコンピューター将棋が隆盛してきた中で一歩踏み込んだ描写も印象的です.

小学生の娘さん達もいろいろな初体験をしながら踏みとどまらずに前向きに頑張っているのも微笑ましいです.
次巻へのヒキは強くはないですが,またアニメ化や昨今の将棋情勢によって盛り上がること間違いなしなので,引き続き注目していきたいですね.


感想 『この世界がゲームだと俺だけが知っている 2』


バグで育むこころ


とんでもない理不尽を乗り切るのが魅力のこの作品,今回も思わずほう経験が生きたなと言いたくなる展開が目白押しです.

新ヒロインは存在そのものがバグから生まれたというひどい感じですが無表情ながらもどこか魅力的で可愛く感じるから不思議です.

前巻のキャラもしっかり出てきてストーリーに絡むので満足感高いです.もっと活躍してほしい.

そして過去のストーリーの焼き直しのシナリオが素晴らしい.

ゲームは経験が命ですね……次回も波乱の展開を希望します.


感想 『異世界料理道 11』 トラブルは成長のもと


トラブルは成長のもと


穏やかに進むかと思った事態がここに来て急転直下.

主人公誘拐されたりロリ登場したり美味そうな料理がオンパレードで登場したりと今回見どころが多すぎです!

離れることで絆を再確認する巻でもあります.

ここまで築き上げてきた主人公の縁が見事に結実し,穏やかながらも最後のシーンの感動が増しています.

陰謀の中にある無垢で純粋な気持ちが今回トラブルを産んだわけですが,精算が次回行われるということで早く続きが読みたいですね.


感想 『コップクラフト 6』  捜査とアクションの攻防自在!


捜査とアクションの攻防自在!

あらすじ・内容

ポリスアクションの金字塔がここに!

『レト・セマーニ』と呼ばれる異世界と、地球世界との玄関口であるサンテレサ市。地球人の刑事マトバと、異世界人の騎士ティラナの二人は、いがみあいながらも数々の難事件に取り組んできた。
そのおり、市長選挙の有力候補が射殺される事件が発生する。それにより崩れていくパワーバランス。対立を深める地球人とセマーニ人の両勢力。融和を求める人々と、暴動を起こす人々。
混沌がサンテレサ市を覆い、ティラナとマトバの溝が深まっていく。
だがその事件の背後には、醜悪な陰謀がうずまいていた――。

『フルメタル・パニック!』『甘城ブリリアントパーク』の賀東招二が送る、大人気ポリスアクションシリーズ第六弾!

怒涛の展開の連続で息をつく暇もない話の展開でした.

次々に巻き起こる事件と民族対立が争点の選挙,男と女,暴力と知略.

ありとあらゆるものが神がかったバランスで押し寄せてそれを乗り越えていく爽快さも担保されています.

どのキャラクターも本当に愛おしくて,時折見せるヒロインの凛々しさもスパイス.

マトバの精悍さの中にあるハードボイルドも光ります.

今回もかなりの大規模な事件ですがこんなことが日常茶飯事に起きているサンテレサシティは今日も陰謀渦巻く中,高級スーツのおっさんとロリが暗躍しています.

づいていますね.


感想 『今日から俺はロリのヒモ!』 心地よすぎて溺死しそう


心地よすぎて溺死しそう

あらすじ・内容

ロリのヒモは最高だぜ!

なんとなく漫画家を目指している俺は人生これでもかってくらい勝ち組になった。なんてったって、超金持ちの小学生が俺の大ファンで、しかもパトロンになってくれるって言うんだ! 理想のヒモ生活がスタートだ

こんな人の欲望の根底を何度も何度も叩いてくる作品もなさそうです.

ほしいものをほしいままに手に入れてさらに人生を生きる緊張感もなく,すべての欲求が承認される立場をありありと見せつけられて死にたくなるような作品でした.

特筆すべきはやはり“やりたいことをとことん実行できる”という全能感で可愛い女の子に好かれるだけでなく,好かれるための行動や失敗しても受容してくれる相手の存在などとにかく心地よいです.

キャラクターも可愛いのですが色々と衝撃的すぎてまともに感じれませんでした.

とにかく自分の中では中々の衝撃作でした.


感想 『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 12』 悲願の達成とその代償


悲願の達成とその代償

あらすじ・内容

父と息子は迷宮へ!! 母の救出は成るか!?

母を救出するため、父パウロと共に迷宮に挑むことになったルーデウス。かつてない脅威を前にした時、父が息子に伝えた予想外の言葉とは!? 異世界で親子の絆を知る、人生やり直し型転生ファンタジー第十二弾!

家族の絆と思い通りに行かないもどかしさで四苦八苦する巻でした.

どんな理由にせよ,落ち込んだ人に差し伸ばされる手は尊いものです.

大転移に関しての話は一旦の帰結を見せたわけですが,正直どうにもしっくりこない終わり方でもやもやしますね.

キャラクターも淡々としているので余計に状況のもどかしさが際立ちます.

次は剣の修行をしているエリスにそろそろ焦点を当ててほしいところです.


感想 『りゅうおうのおしごと! 4』  魔物が潜む夏の陣


魔物が潜む夏の陣

あらすじ・内容

人生で最も熱い夏が今、始まる。

「わたし、もっともっと強くなって……絶対に勝ちますっ!!」
小学校が夏休みに入ったその日、あい達は東京を目指していた。
目的は――最大の女流棋戦『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』。
女流棋士やアマチュア強豪がひしめくその大会を、あいと天衣は破格の才能を武器に駆け上がって行く。
一方、その師匠はというと……弟子に隠れて美人女流棋士と将棋番組でイチャイチャしたかと思えば、その翌日は別の女の子と原宿で手繋ぎデート!? しかもそのお相手は……銀子!?

将棋に全てを捧げた女性達が織りなす灼熱の祭典を描いた第四巻!
人生で最も熱い夏が今、始まる。

将棋盤に向かい合う棋士たちの息遣いまでもが伝わってきそうな濃密な巻でした.

場面や勝負どころが複数出てくるのに,どれもが濃くそして後味がしっかりした構成で驚きます.

それぞれの魂を削りながら相対し,命をすり減らして対局する様がありありと伝わってきて読んでいるこっちも一緒になって一喜一憂してしまいました.

姉弟子や前回のヒロインとも呼べる桂香さんがさらに生き生きと表情を晒していたのでこれから楽しみなキャラです.

もちろん小学生の二人もすごいんですけどね!可愛すぎです.

さて,主人公の状況はまさにこれからが山場.
恋も将棋もクライマックスな展開になることを期待しています!


感想 『終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?(#02)』  次々と迫りくる終末の気配


次々と迫りくる終末の気配

あらすじ・内容

〈聖剣〉セニオリスに適合したラキシュは眠れぬ夜を過ごす――。

〈獣〉の浸食により死にかけた都市ライエル。その外れの森で新たに発生した妖精の子供2人は、リンゴ、マシュマロと名づけられた。
「ふぇどーるーっ!」「ふぇどるー」
「まったく、どうして僕なんかに懐いてるんだか」
ぼやくフェオドール四位武官に、ラキシュは悪戯っぽい笑顔を返す。
彼女らと過ごす日々の中、フェオドールは自らの想いを告げることを決めるが、そこに〈十一番目の獣〉(クロワイヤンス)の『小瓶』が落とされる……。
新シリーズ、第2弾。

少女たちの矜持と嘘つきだけど優しい少年の想いがぶつかるシーンがなんとも切ないですね.

主人公のフェオドールが奇跡みたいなバランス感覚で生きていて見ていてヒヤヒヤします.

ヒロインたちもとんでもない爆弾を抱え,その自己犠牲にも似た精神性も危うく,それが笑っていても幸せそうにしてもなおにじみ出る切なさにつながっていて素晴らしいです.儚い.

そして前作のキャラクターがどんどん出てきてとても嬉しいです.

ファンサービスもあっていい感じの雰囲気を楽しめるのでいい意味で世界観を満喫できてるといえます.
次巻の展開にも期待したいですね.