感想 『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラムー 4.フランクリンのゲーム』


曲のある敵

ついに火蓋が切って落とされた絶望的な状況に主人公達がどう相対するのかがまっすぐ描かれていました.

それぞれがリアルで抱え持つ矜持や想いをどっさりゲームに持ち込んで大激突するこの展開は爽快です.

敵が良い.

曲モノ揃いでそらには背景があって……と掘り下げてくれるのでハラハラドキドキ感が増しますね.

女っ気というかヒロイン力の支援がない中でここまでテンション高く読ませてくれるのはこの作品の特徴ですね.

まだまだ続く限られたルールの中ですすむ絶望的な状況をどうやって打開していくのか,目が離せなさそうです.


感想 『レジェンド・オブ・イシュリーン 1』 居場所を取り戻す物語


居場所を取り戻す物語

異世界召喚からの戦争巻き込まれからの陰謀巻き込まれという正統派異世界召喚戦記モノです.

前世の知識は全然生かさず位置から勉強していくスタイルはどぎまぎするもののそれなりの緊張感と迫力の演出が良い味を出しています.

ヒロインのメリハリがもう少し欲しかったところですが,少女のようなときと凛とした時のギャップを今後出してくれたら魅力的だなぁと思おました.

外敵と内敵が政治的にも武力的にも様々な問題をもたらしそうでまだほんの序章という印象です.

ただもともと居場所が現代になかった主人公が経験を通して成長していくところがしっかりとした印象を作品全体に与えているので続きが楽しみです.