トラブルは成長のもと
主人公誘拐されたりロリ登場したり美味そうな料理がオンパレードで登場したりと今回見どころが多すぎです!
離れることで絆を再確認する巻でもあります.
ここまで築き上げてきた主人公の縁が見事に結実し,穏やかながらも最後のシーンの感動が増しています.
陰謀の中にある無垢で純粋な気持ちが今回トラブルを産んだわけですが,精算が次回行われるということで早く続きが読みたいですね.
流転する異世界
あらすじ・内容
両親の故郷カラスキを出立したその足で、ラティーファたちの待つ精霊の里を訪れたリオ。里の民たちから熱烈な歓待を受けた後、情報収集目的でシュトラール地方へと向かったリオは、その道中に見かけた巨大な光の柱に導かれ、奴隷にされかけていた三人の男女を助けるのだが――なんとその中の一人は、リオの前世である天川春人の初恋の少女で!?
すでに何人か現世からの異世界召喚者がいることが明かされていましたが,この巻で一気に事態が進んだ感がありますね.
戦闘がどれもサクッと終わっているのがあっさりしていたのは残念でしたが,その分今後の大きな伏線だったりキャラクターの機微だったりが細かく描かれているのでそこは良かったです.
ようやく強敵っぽい人が現れたり,え,あの人が!?といったキャラクターがチラッと出てきたりと今後が楽しみになる要素が満載でした.
ただ,せっかくの異世界なのでより世界観が広がっていくような展開を今後も期待したいと思います.
うっかり骸骨の大暴れ
あらすじ・内容
アリアン(美女)に魔の手が迫る時、最強の“世直し”が炸裂する!
「召喚! 【炎獄魔人(イフリート)】――!!」気が付くと、2m超の骸骨騎士姿で異世界にお出掛けしていたアーク。彼は道中で出会ったダークエルフの美女アリアン、獣耳忍者少女のチヨメに協力し、人族に囚われたエルフ族や獣人(山野の民)達を解放していく。
ついに全ての囚われたエルフ族の居場所を知ったアークは、早速アリアンと共に目的地へと向かう。しかし、見た目とは裏腹にドジな彼は、うっかり道に迷って しまい――研究者であるエルフのために魔獣を捕獲! 海賊の魔の手から人々を救出!? 討伐隊と共にオーガの大群を一掃??!! と、横道に逸れつつも、 種族を跨っての大活躍!
ようやく最終目的地「神聖レブラン帝国」に到着したアーク達。しかし、魔獣呪術師のフンバがアリアンに迫ってくる上に、なんと五本首の魔獣ヒュドラまで呼び寄せて……!?
「五分で片をつける。召喚! 【炎獄魔人(イフリート)】??!!」
お待ちかね、秘技「召喚魔法」発動! 最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー、第三弾がド派手な召喚魔獣対決と変わらずの人情満載で参上!!
今回も主人公が天然な感じで半端ない力を駆使して異世界を謳歌しています.正直楽しい.
旅の目的は割りと重い感じなのですが,主人公の天然冷静な感じとヒロインたちの正統派な感じがマッチしてちゃんとエンタメな明るさになっている点を評価したいです.
新キャラが出てきましたがまだまだサブのスポット参戦といったところ.
じわじわと風呂敷が広がっているのでそろそろ綺麗にまとまるところも読んでみたい気がしますね.
世界は意志が形作っていることをありありと感じた第五巻でした.
あらすじ・内容
新たな大地で待っていたのは……まさかの親子喧嘩!?
ミリス神聖国の首都ミリシオンで再び誘拐事件に巻き込まれるルーデウス一行。誘拐犯たちのボスの口から漏れた言葉は、「ルディ」という懐かしい言葉だった!? 憧れの「人生やり直し型」異世界ファンタジー第5弾!
視点の転換が以前と比べて頻度が上がって物事が多面的に展開していることがよくわかる構成になってて面白いです.
待ちに待った感動の再開なのにわりと残念な感じでこれもキャラのアジだなぁとしみじみです.
ひとつひとつのピースが丁寧に描かれているので,その伏線が綺麗に回収されるのを期待しています.
次第に状況は移ろい,陰謀の匂いと運命の交差が描かれました.
あらすじ・内容
魔界大帝キリシカから授けられた力、「魔眼」とは!?
ルーデウス、エリス、ルイジェルドの3人は、道中の港町ウェンポートで「魔界大帝キリシカ」を助ける。彼女から授けられたのは、「魔眼」なる新たな力!? “人生やり直し型”異世界ファンタジー、第四弾登場!
獣耳っ娘に囲まれて羨ましい限りですが,内容は割とシリアスでしたね.
冒険に多様性はつきものと言わんばかりにいろいろなことが巻き起こっていて飽きませんでした.
離れたところでいろいろ進行しているイベントの予感を残しつつ次の巻へ.
キャラクターが魅力的なので群像劇みたいになるかもしれませんね.
世界の根底に触れられそうな事実がどんどん出てきて満足な巻でした.
あらすじ・内容
レベル最低少年のはずが200名超の魔族軍を率いる!? お まけに敵は人間達??? 1巻発売即重版の最強の成り上がりファンタジー! おなじみ書き下ろし番外編も収録!!【あらすじ】突如異世界に飛ばされた元中 学生・ナオヤは、魔王の娘・マヤの直属軍での任務をこなしていた。魔王やら勇者やらの出現で日々は混沌を極めるが、どうにかこうにか魔界で出世していく。 一番の問題は、うっかり惚れたマヤに翻弄されていることだが……。今回の任務は人間たちの住む、ルクレシオン帝国との国境にある砦を再び攻略すること。指 揮官となったナオヤは総計200名の魔族軍勢を率いるが、砦がすっかり完成しており、任務達成は困難な模様。おまけに遠征にはマヤも同行するために不安は 尽きない。一方で、魔王の心配通り、魔界には動乱が近づいていた――。
異世界召喚で他の異世界を積極的に仄めかす展開って意外に少ないので少し新鮮です.
ヒロインなどの女性キャラクターが魅力的なのはもちろんのこと,男性陣もクセのあるやつが多くて飽きないですね.
確かに無双とは違うギリギリ等身大な主人公が特徴的なので応援したくなりますね.
ヒロインがイキイキしていることが何よりですね.
あらすじ・内容
敵は魔族か、勇者か?レベル最低少年が出世街道をひた走る (予定) 最強の成り上がりファンタジー! 【あらすじ】気がつけば、目の前に鬼がいた。さっきまで下校途中だったはずなのに……。普通に学校生活を送っていた、松浦直也は突如異世界に召喚される。 そこに現れたのは魔王陛下の娘・マヤ様。漆黒の衣装に身を包む彼女は告げる。「おまえは、姫様の直属軍に配属する。一人前の兵士になれ」と。いきなりの無 茶ぶりに、ナオヤはたじろぐ――はずが、可憐なマヤの魅力にうっかり惚れてしまった。レベル最低の「肉の盾」(奴隷兵のこと)として、一年を生き延びたナ オヤは、本格的に魔界で頭角を現していく(予定)。
主人公の出世道にスポットライトが当たると思ってたんですが,そこはメインにしつつ他のキャラクターがいろいろな魅力を出している点が良かったです.
文章も淡々と進む系なので読みやすいですね.
微エロな展開がまだまだすくないと思うのでそこは今後に期待しています.
あと,世界の謎とキャラクターの謎の伏線のバランスがよく,飽きさせない作りになっているのも好感が持てました.