感想 『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』 大人たちへのアンチテーゼ


大人たちへのアンチテーゼ

自分は欲というものを,いつしか大人になってコントロールするようになったなぁとしみじみと感じることになった作品でした.

家出した女子高生を拾って家に泊めて同居するというファンタジーの中に垣間見る確かなキャラクターたちの矜持を楽しめる作品です.

どんな背景かを詳細に説明することなく彼ら彼女らの一本気で進む物語にハラハラ・ドキドキほっこりしながらその本気の想いに胸キュンでした.

まだまだ語られていないことが多い作品なので続きに期待しつつ自分を重ねて考えると,主人公の理性モンスターっぷりに惚れますね.