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感想 『Re:ゼロから始める異世界生活 14』 過去との邂逅


過去との邂逅


それぞれの過去を具体的に描くことでそれぞれのキャラクターが抱えているものの大切さだったり,妄執だったりなところが浮き彫りになった巻でした.

お話的にも強大な力を持った新キャラがバンバン出てきてど派手で面白かったし,面と向かっても舌戦も見どころです.

この作品って助走がとてもうまくてクライマックス間近のお膳立てがこの巻でようやく揃うこともあり,盛り上がりがすごかったです.

過去と邂逅した今,次は現在と未来がどう描かれていくのか.楽しみですね.


感想 『東京侵域:クローズドエデン 03.人類の敵VS人類の敵』 侵攻こそが意志


侵攻こそが意志!

あらすじ・内容

どれだけ傷ついても、どれだけ絶望に囚われても、戦うことを諦めない。

決死の“東京”侵入で、“スポット”と“ハーメルン”への手 がかりを失った蓮次たち。活路を求める叶方は最後の手段――人気アイドルKANATAとして救務庁に潜入する。しかし、“奪還派”の起こしたクーデターに 巻き込まれ!? 一方、別行動を取る蓮次にも救務庁の刺客が迫り、決死の逃亡劇が始まる。全世界を敵に回しても走り続ける蓮次。命をかけて希望を繋ぐ叶 方。送る者と征く者――二人の魂と絆をかけた戦いが始まる!!

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読み終わってもしばらく興奮が収まりません.

戦いと日常.双方を奪われてかせられた新たな任務は達成困難な茨で埋め尽くされた道.

離れていても深く理解し合い結ばれた二人の絆が最高にアツくクールでなんて言うかもうお前らもっとやれ!と思わず身を乗り出してしまいます.

前巻から引き続きの木村アルテミスちゃんもドギつくて身悶えするほど狂ってて好きすぎます.

繰り返しになりますが何よりも主人公二人のシンクロとそれを追従する息もつかせぬ展開が見事なハラハラドキドキを生んでいます.

読んだあとの高揚感と興奮も他の作品にはない醍醐味でした.

取り戻した希望と反逆のコンテキスト.
ぜひバトンを繋いでほしい作品です.

絶対続巻出してほしいです.


感想 『サクラ×サク 3』 めまぐるしく変わる状況と愛憎の応酬


めまぐるしく変わる状況と愛憎の応酬……

あらすじ・内容

祝! 公女殿下(サクラ)御結婚!! 何を祝っちゃってる の? 何がそんなに嬉しいの? ねえ? きみたち本当にわかってるわけ? ふざけんじゃねえぞこら。いけない、いけない。ハイジ・バランは軍人なのだ。任 務を果たすのだ。公女殿下をお守りする。しっかりと嫁ぎ先までお届けする。嫁ぎ先! 嫁いじゃうんですかあ!? そうなんです。公女殿下はご結婚されるん です。いやあ。びっくりですよ。 カバラ大王国への道中、ハイジたち随行員の命が次々と狙われる。そしてその魔の手はついに……。 血が滾(たぎ)って 色々躍る大戦詩幻想交響曲(ファンタジックウォーシンフォニー)、混沌の三巻!!

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ドキドキする展開とほっこりする展開がひっきりなしに次々に押し寄せてきて全く飽きさせない展開でした.

主人公の嫉妬がかわいいんだけど状況が状況なので微笑ましく思いつつも戦々恐々してしまいます.

他勢力やそれぞれの思惑が入り交じることで渾然としながらも盛り上がる様子がクールです.

キャラクターの魅力がこれでもかという感じで詰まっているのでこれからどう発展させるのかに目が離せないですね.


災厄戦線のオーバーロード 感想


俺つえーと教官モノのエッセンスを踏襲しつつ,丁寧に異能力バトルに仕上げたという印象.

内容紹介

異次元の扉が開き、人間の想像力が生んだ怪物〈グラフ〉が現れる日本。その防衛組織で図抜けた戦闘異能を持つ笹宮銀は、とある少女を見出す。それは「物を3センチだけ動かせる」というショボい能力の女の子で――

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ただ主人公の掘り下げが不十分な点と,全体的に予定調和な雰囲気があって少し苦手でした.
世界観など設定は面白いんですが納得できるほどわかりやすいわけでもなくモヤモヤ.
キャラクターそれぞれがしっかり座組を組んでからが本番といった印象の作品でした.


『サクラ×サク 02 ボクノ願イ叶ヱ給ヘ』 感想 混戦のテイストが更に色濃くなって…


前巻の混戦のテイストが更に色濃くなってどんどん面白さを増しています!

内容紹介

帝国領ファウラス城市攻略!立ちはだかるは、サクラの妹ナズナ!

「本日付で第八公軍第一連隊に着任いたしました、ハイジ・バラン少尉であります!」
サクラにひと目も会えないままハイジ・バランの日々は飛ぶように過ぎてゆく。
帝国の防衛網を切り裂きながら進む第八公軍が目指すは帝国領ファウラス城市。
サクラの下に増援として派遣されたのは、サクラの妹、ナズナ率いる七六旅団。
血が滾って心も躍る本格ファンタジー戦記、待望の二巻!

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明らかにされた主人公の異能ですが,そうはいっても戦争なのでうまくことは運びません.
一騎当千の能力が出たり,キャラが出たりしているのに事態が色々と斜め方向に突き抜けたりして驚かされるし,飽きない作りになっています.
またヒロインの可愛さとその鋭さが更に際立って,その上ひと癖もふた癖もあるキャラがバンバン投下されるのでドキドキが続いて素晴らしいです.
心情描写だけでなく,セリフからも登場人物の息遣いが聞こえてくるようなそんな感覚も得ました.
どんでん返しに次ぐどんでん返し.
戦士たちの混戦の中で異能の力がどう活用され,攻略されていくのか.
続きが楽しみな作品です.


創世のエブリオット・シード 感想


いわゆる劣等生ものなんだけど,主人公とその周りのキャラが小気味よくてストレスがほとんどない作品でした.

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戦争っぽい描写も少なく基本的には学園モノなんですが,彼らは仮にも軍人なのでこれから重たい展開も待ってると考えるとドキドキしますね.
この作品の一番の魅力といえばやはりこの主人公ではないでしょうか.
リンチされたりしてもめげず,キレもので,だけど親しみやすい造形になっていてとても好感が持てますね.
ただ超然としすぎているキライがあるので恋愛とか出来るのかなと心配なります.
そこはヒロインの活躍に期待ですね.


絶深海のソラリス II 感想 「衝撃の1巻からの怒涛の2巻!」


衝撃の1巻からの怒涛の2巻.

前巻のパニックホラー色を少し抑え,能力者たちそれぞれのいきいきとした行動,内面を切り取ったところが気持ちよかったです.

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バトルも能力を活かしたものから駆け引き,駆け引きもバトルだけではなくて頭脳線も見せつける点が素晴らしかったです.
前回のようなものも好きですが新キャラもかなり個性的で好きなので,なんとか幸せなエンディングを迎えて欲しいです!


俺が生きる意味6 感想


今までの伏線を一気に巻き取る見事な一冊.だけどやっぱり評価はしづらいですねー.

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メタとかそれこそソサイエティな要素は全然構わないんだけど,1巻2巻と受け継いだ遺伝子が完全に変異しているのでどうにも呆然感が抜けない.

上級者向けです.


IEイマジナリーエフェクト1 感想


久々に超王道な異能力バトルを読んだ気がする.

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キャラというよりも展開,と胸を張って言える内容.

特に彼らが抱える背景などが世界観と見事にシナジーしてて,また映画のような飽きさせない複数の盛り上がりの設定.

原理主義の復興って感じだね!