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感想 『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』 アイデア勝負の暗殺術


アイデア勝負の暗殺術

作者の作風をこれでもかと活かしきった作品でした.

典型的なスキル性俺つえーな作品なのにもかかわらず,アイデアだったり演出だったりが独特でそれが作品の魅力アップに大きな貢献をしています.

そして苦戦の演出がうますぎです.手に汗握る戦いが面白かったですね.

主人公は生まれ変わっても暗殺一家という立場を十全に解った上でうまく立ち回っているので,ここに勇者がキャラクターとして登場したときにどんな科学反応が起きるのか,次巻も楽しみです.


感想 『サクラ×サク 3』 めまぐるしく変わる状況と愛憎の応酬


めまぐるしく変わる状況と愛憎の応酬……

あらすじ・内容

祝! 公女殿下(サクラ)御結婚!! 何を祝っちゃってる の? 何がそんなに嬉しいの? ねえ? きみたち本当にわかってるわけ? ふざけんじゃねえぞこら。いけない、いけない。ハイジ・バランは軍人なのだ。任 務を果たすのだ。公女殿下をお守りする。しっかりと嫁ぎ先までお届けする。嫁ぎ先! 嫁いじゃうんですかあ!? そうなんです。公女殿下はご結婚されるん です。いやあ。びっくりですよ。 カバラ大王国への道中、ハイジたち随行員の命が次々と狙われる。そしてその魔の手はついに……。 血が滾(たぎ)って 色々躍る大戦詩幻想交響曲(ファンタジックウォーシンフォニー)、混沌の三巻!!

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ドキドキする展開とほっこりする展開がひっきりなしに次々に押し寄せてきて全く飽きさせない展開でした.

主人公の嫉妬がかわいいんだけど状況が状況なので微笑ましく思いつつも戦々恐々してしまいます.

他勢力やそれぞれの思惑が入り交じることで渾然としながらも盛り上がる様子がクールです.

キャラクターの魅力がこれでもかという感じで詰まっているのでこれからどう発展させるのかに目が離せないですね.