故郷の穢れと別れ
冒険と冒険の間に揺れるルールと真理がひかる1巻でした.
抜け道や裏技はたくさんあれど,真っ直ぐなのはいつも気持ちだけで身体や想いはついてこれないやきもきと,それでも前に進むヒロインズが印象的でした.
エルフという長命の種族の死生観など確かなベースを感じるそのずっしりとした雰囲気が相変わらず魅力的な作品ですね.
故郷の穢れと別れ
冒険と冒険の間に揺れるルールと真理がひかる1巻でした.
抜け道や裏技はたくさんあれど,真っ直ぐなのはいつも気持ちだけで身体や想いはついてこれないやきもきと,それでも前に進むヒロインズが印象的でした.
エルフという長命の種族の死生観など確かなベースを感じるそのずっしりとした雰囲気が相変わらず魅力的な作品ですね.
結婚は墓場
あらすじ・内容
前世ではありえなかった!? 幸せすぎる甘い新婚生活!!
三年間の険しい闘病生活を終え、新居探し、披露宴、研究の手伝いと忙しい毎日を送っていたルーデウス。ある日、一通の手紙が届くが、その内容はなんと……!? 人生やり直し型転生ファンタジー、第十弾登場!
やり直し系と銘打っているだけあって,人生の大イベントである結婚をしっかり描いたのが単純に興味深かったです.
いろいろといざこざが残る伏線がいくつか置かれたものの,概ねイチャイチャとシリアスがバランスよく展開していたという印象です.
特にバトル描写は少なめだったものの,鬼気迫るところはしっかりと圧が高まっていたので飽きずに楽しめました.
特に後半にかけて様々なところで色々な事態が進行している事がわかったので,世界の広がりを感じれました.
幸せいっぱいではあるもののどこかわだかまりが残る部分もある.
主人公の今後の波乱な展開に期待しています.
一歩一歩着実に進む異世界の料理道!
あらすじ・内容
カミュア=ヨシュの提案から宿場町でギバ料理の屋台を出し、 様々な人とのかかわり合いも増えて順調に売り伸ばすアスタ。しかし、『ギババーガー』だけではより多くの人にギバ肉の味を知ってもらえないと知ったアスタ は、特にギバ独特の臭みが苦手だという南の民の為に新たに『ミャームー焼き』を開発する。そして、その料理はアスタにまた新たな出会いと事件をもたらすこ とに――。
宿場町の商売が着々と軌道に乗る様がありありと描かれていて面白かったです.
またキャラクターへのスポットの当て方,魅せ方が心地よく見ていて飽きませんね.
しかし順調ながらも不穏な影が見え隠れしてきてそれご見事にアクセントになっています.
言ってしまえば文化の闘いをしているのでそれがどのような結果を見せるのかとわくわくしつつ,キャラクターたちの一喜一憂を眺めたいと思います.
めまぐるしく変わる状況と愛憎の応酬……
あらすじ・内容
祝! 公女殿下(サクラ)御結婚!! 何を祝っちゃってる の? 何がそんなに嬉しいの? ねえ? きみたち本当にわかってるわけ? ふざけんじゃねえぞこら。いけない、いけない。ハイジ・バランは軍人なのだ。任 務を果たすのだ。公女殿下をお守りする。しっかりと嫁ぎ先までお届けする。嫁ぎ先! 嫁いじゃうんですかあ!? そうなんです。公女殿下はご結婚されるん です。いやあ。びっくりですよ。 カバラ大王国への道中、ハイジたち随行員の命が次々と狙われる。そしてその魔の手はついに……。 血が滾(たぎ)って 色々躍る大戦詩幻想交響曲(ファンタジックウォーシンフォニー)、混沌の三巻!!
ドキドキする展開とほっこりする展開がひっきりなしに次々に押し寄せてきて全く飽きさせない展開でした.
主人公の嫉妬がかわいいんだけど状況が状況なので微笑ましく思いつつも戦々恐々してしまいます.
他勢力やそれぞれの思惑が入り交じることで渾然としながらも盛り上がる様子がクールです.
キャラクターの魅力がこれでもかという感じで詰まっているのでこれからどう発展させるのかに目が離せないですね.