未来への道筋は一つじゃない
あらすじ・内容
翔子のついた優しい嘘。麻衣が願った真剣な思い。咲太が選んだ答えとは――!?
「わたしはね咲太君。大好きな人には幸せになってほしいんです」初恋の人、翔子から教わった優しさ。「ふたりで幸せになるわよ」今を支えてくれる、恋人の麻衣から学んだ勇気。高校二年生の冬、今と過去を支えてくれた大切な人たちが幸せになれる未来を求め、咲太は歩み始める――。新たなる未来へ踏み出すシリーズ第7弾!
闘病少女との思い出を手にしながら悲劇に向き合う主人公.
前巻の衝撃の最後からの流れでシリアスな展開後続いて読んでいてまさにハラハラドキドキでした.
キャラクターたちもそれぞれが自分と,そして自分の大切な人の未来へ想いを張り巡らせながらも前に進む様子がジーンときますね.
そしてしばらく落ち着いていたヒロインのヒロイン力が天元突破のヒロイン状態になっていました.素晴らしい!
それぞれの手にした結末と日常がどのような展開をこれから見せていくのかを楽しみにしています.
(と言うよりこの流れで続くんですね……)