大人の時間も子供な時間も平等
同じ場所にいて同じ時間を過ごせば過ごすほど世代のギャップをまざまざと意識させられるんだと思います.しかし抱えている傷や楽しい思い出の重みは一緒で大人は大人のふりをしているだけというある種の優しさが心地よかったです.
イチャイチャらぶらぶシーンとほっこりシーンのバランスも良かったですが最後のご都合展開がどんな伏線とこれから展開していくのかが気になりました.
三角関係の爆弾は多分終わってないのでそれを楽しみにしつつ次巻を読みたいと思います.
大人の時間も子供な時間も平等
同じ場所にいて同じ時間を過ごせば過ごすほど世代のギャップをまざまざと意識させられるんだと思います.しかし抱えている傷や楽しい思い出の重みは一緒で大人は大人のふりをしているだけというある種の優しさが心地よかったです.
イチャイチャらぶらぶシーンとほっこりシーンのバランスも良かったですが最後のご都合展開がどんな伏線とこれから展開していくのかが気になりました.
三角関係の爆弾は多分終わってないのでそれを楽しみにしつつ次巻を読みたいと思います.
世界を変えるのは,いつだって世界を感じられる自分.
あらすじ・内容
葵くんと並行世界の二人の幼なじみのひと夏の青春SFラブストーリー開幕!
睡眠こそ至上の喜びと豪語する少年、葵。彼には幼い頃から、 眠るたびに並行世界を行き来する、誰にも言えない大きな秘密があった。 そしてある朝、葵の何気ない一言から二人の幼なじみ真宝とほえむのいる世界は「重 なり合い」はじめて……ひと夏の騒動が重ねていく、二つの世界と幼なじみの心。最後に残るのは、真宝か、ほえむか、それとも――夏の終わりに贈るSF青春 ラブストーリー。
読む前から自分好みの作品なんだろうなと思いながら読みました.
予想通りの素晴らしさです.
若い世代には少し難解なんですが,だからこそ若い世代に読んでほしい作品ですね.
セカイ系として押さえるべき所は押さえつつ,一つ一つ文字通り揺れ動く世界と心情が重ね合わせの状態になってストーリーがとてもしっくり来ました.
決してSFなだけでなく,そこは重要じゃないんだ,あくまで等身大の問題提起こそが主題なんだと私個人は感じました.
いろいろな感想が読みたくなる作品ですね.
ロジカルウィッチは可愛い寂しがり屋の普通の女の子でしたね……
あらすじ・内容
素直になれないロジカル女子・理央がふたりになっちゃった!? フツーな僕らのフシギ系青春ラブコメ第3弾!
夏休み直前、咲太の前に、初恋の牧之原翔子と同じ名前、同じ 顔をした女子中学生が現れる。でも本当なら翔子は女子大生のはず。混乱に陥る咲太に、またも不思議現象・思春期症候群が忍び寄る。 「この世界に私がふた りいるんだ」 なぜかふたりに増えてしまった科学部所属のクール女子・理央。咲太は片方の理央を自宅にかくまうことになり、まさかのプチ同棲生活が開始す る。さらに麻衣先輩まで泊まり込むと言い出したから、咲太の夏休みは大混乱に。「私は私が嫌いなんだよ」 そして、理央が抱える痛みとは――。空と海に囲 まれた町で起こる僕らの恋の物語『青春ブタ野郎』シリーズ第3弾。
相変わらずの切なさと芯の強さが同居した最高のバランスで成り立っています.すごすぎです.
自傷や寂しさというのは若い世代から切っても切れないものなので正面からぶつかってくれて逆にとても清々しかったです.
彼も彼女も気付いた気持ちはやっぱり色褪せないものだろうし,そのうち風化することもあるだろうけどだからこそ愛おしい.
2つに分かれても,やっぱり一つに合流する.
そんな儚さと強さが若さの特権なんだなと再確認しました.
オールデイズ青春グラフティの本気,ようやく垣間見えましたね.
内容紹介
夏休みは、水着とBBQと宿泊! そして……高校を卒業しても『輪月症候群』を継続する方法がある。
その情報を探るべく、浩人は柳沼と二人で【スタンプ】の能力を持つ卒業生に会いに行く……はずだったのだが、
葵やまひる、美帆も参加を申し出て、いつの間にか大所帯の旅行に発展!
男女で海にバーベキュー、さらには宿泊まで、一度目の世界では考えられない夏休みを過ごす浩人。
メンバーの誰もがハメを外して、その時間を満喫していたはずだったのだが――
「お前が、世界をやり直したのか?」。オールデイズ青春グラフィティ、孤独と再生の第三巻。
相変わらずのストレス展開からの走り出しがスムーズで,決着の感触が素晴らしい作品です.
この作品の女子のイキイキさは他の作品で類を見ないもので凄いですね.生々しくもあり,魅力的でもあるというか.
いろいろな事態が進行した今回のお話ですが謎がどんどん紐解かれる中でいろいろな立場のキャラクターたちが自分自身が進むための選択をどんどんします.
それこそが青春!と言わんばかりの演出.
悪い面,怖い面はあるけど進めないことはない.
青春賛美です!