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感想 『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 2』


判断と意志の力

チートはチートでもただではなくそこに判断に乗せる確かな意志が走っている点がとても興味深いですね.

今回は新ヒロイン?の勇者が本格的に登場.改めて規格外の能力に主人公も苦戦すると思いきや思わぬ展開に.

ハラハラドキドキはそのままに様々なシチュエーションに主人公の尋常ではない能力と工夫を楽しむことができるので全く飽きずに読めました.

次は学園を離れまた新たな展開があるとのことなので世界の広がりを見守りつつこの主人公の行く先を楽しみにしたいと思います.


感想 『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』 アイデア勝負の暗殺術


アイデア勝負の暗殺術

作者の作風をこれでもかと活かしきった作品でした.

典型的なスキル性俺つえーな作品なのにもかかわらず,アイデアだったり演出だったりが独特でそれが作品の魅力アップに大きな貢献をしています.

そして苦戦の演出がうますぎです.手に汗握る戦いが面白かったですね.

主人公は生まれ変わっても暗殺一家という立場を十全に解った上でうまく立ち回っているので,ここに勇者がキャラクターとして登場したときにどんな科学反応が起きるのか,次巻も楽しみです.


感想 『精霊幻想記 12.戦場の交響曲』 少女の淡い後悔


少女の淡い後悔

展開がゆっくりな前半と打って変わって後半の怒涛の盛り上がり.気持ち良いですね.

ストーリーの展開が進む中でたまに挿入される少女の後悔と強い憧れの念がなんともいじらしく描かれていてこの巻全体のコントラストになっていました.

ヒロインたちも今回は個性的なところは抑えられていて,だけど活躍はしていてとバランスがよかったです.

そして主人公の強さが爽快!敵もいい具合に小賢しくてページめくるのが進む進む.

少女の後悔と憧れがどんな結末に着地するのかとても楽しみでありながらも,いろいろなキャラクターの心の揺れ動きに着目しつつ続きを早く読みたいです.


感想 『精霊幻想記 11』 贖罪の意味とは


贖罪の意味とは

とんでもプランからの阻止からの後始末.様々な思惑と嫉妬とすれ違いからそれぞれのキャラクターの立場での悩みが描かれました.

個人的には相変わらずバトルシーンが少なめで物足りなさを感じました.しかしながらキャラクターたちの心情はどれも共感できて,かつ相変わらず主人公のかっこよさや賢さをうまく魅力に昇華させていましたね.

ヒロインたちのそれぞれの身の振り方や敵の狡猾な動きなど次巻でうまく作用しそうなことも多いのでそれがとても楽しみです.


感想 『精霊幻想記 9』 夜会での攻防


夜会での攻防


丁寧な描写で貴族たちの社交界を描いた今巻.

空ぞれの立場の違いからくる駆け引きが見どころでした.

女性陣が誰もかしこも可愛く美人でいじらしい,それでいて芯がしっかりしています.

それでいて男性陣の中では主人公が飛び抜けて落ち着いているので勝負になりません……こういう際立たせ方もあるのかと感心しました.

最後の最後でいい感じのヒキになっているので次巻が楽しみです.


感想 『最果てのパラディン 4』 辺境の地であたたまる


辺境の地であたたまる


大きな戦いのあとに訪れる安寧でも語るべき物語はあるんですね.

邪竜退治のあとの町おこし.いろいろなトラブルがあってもどこかほっこりするシーンが続きました.

主人公の周りだけでなく主人公も自分の物語を一歩先に進ませたのが読者としても一緒に喜べるような,そんな素敵なお話でした.

寓話のようなかといってそれほどくだけない不思議な雰囲気を持った作品だなと再確認しました.


感想 『精霊幻想記 8.追憶の彼方』 激闘その後、それぞれの思い出


激闘その後、それぞれの思い出


ググっと進行した前巻とは対象的にそれぞれの過去の精算を行った巻になりました.

かつての学院組もそれぞれの過去に縛られていて,他のヒロインたちの過去もしっかりフォーカスが当たってそれぞれが悩みながらも進んでいる様子が描かれていましたね.

バトル控えめでそれぞれの心情にスポットライトが当たった展開なので少し物足りないですが箸休み回としてはかなり満足です.

敵も次の巻からは動き出しそうですし,また大物の新キャラが登場しそうなので色々事態が動いていきそうです.

後半の展開も怒涛でいいところで毎回終わってますね.続きが気になります.


感想 『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 7』 一転攻勢の準備


一転攻勢の準備


いよいよ頭角が現れた敵とのバトル.

仲間や他の立場の人物たちを説得しながら着々と戦争の準備をしています.

主人公の強大な力に圧倒されがちな今作ですが,今回はこの世界にはまだまだ底が見えない何かがあるという雰囲気が残っていて素晴らしい演出です.

こういった作品の俗に言う転移魔法は賛否両論あるかと思いますが,個人的には場面とキャラクターが瞬時に切り替わることで幅が出ているのでこういったガジェットのように使うのは割りと賛成です.

敵の正体が続々と明かされることで味方になったり難色を示したりと色々な立場のキャラクターがそれぞれの意思で動いているので,今後はそれがどうまとまって戦いへなだれ込むのかを楽しみにしたいと思います.


感想 『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 13』


バトル少なめでも十分楽しい


新妻登場で修羅場が起きるとおもいきや独特な雰囲気は健在.

他の作品ではカットしそうな日常の一コマをしっかり描写するスタイルはこの作品のウリでもありますね.

卒業式の描写も紙幅は少ないもののしんみりせずしっかり文化を感じました.

ハーレムのようには進まないで過去に出てきたキャラクターとかが縦横無尽に動いて登場するエコシステムが強いですね.

エリスの話が飛び道具のように挟まっているんですがこれがまた面白いです.これだけ読みたいくらいですね.


感想 『この世界がゲームだと俺だけが知っている 1』 バグと困難の哲学


バグと困難の哲学

あらすじ・内容

迫りくるバグ! 襲いくる理不尽! そして、それを覆す圧倒的台無し策!!

“ぼっち”ゲーマーの相良操麻(さがらそうま)はある日、悪名高いバグ多発ゲームの世界に入り込んでしまう。
「理不尽」と「運営の悪意」を具現化したような通称<猫耳猫>の世界でバグ仕様を逆手にとったソーマの冒険がはじまる!

 

困難は困難であればあるほどひっくり返したときが最高……まさにそれ!

ゲームの世界に転生というたまにあるシチュエーションですがそこは悪意の塊のようなとんでもないイベント,キャラクター,アイテム……そしてバグのオンパレード.

そんな中でも主人公は芯を持って行動し既知であってもちゃんと慌てたりわいわいやる様子が本当にこのゲームが大好きだということが伝わってきてかなり好感が持てました.

他のキャラクターも生き生きとしていながらも“ゲームのキャラクター”であるという個性を残している点に注目ですね.役割をこなしてしっかり物語を回していく役目といいますか,そのバランス感覚が良いです.

舞台を変えてまだまだ波乱が待ってそうです.

バグ使いの今後の素晴らしい冒険を祈っていこうと思います.