贖罪の意味とは
とんでもプランからの阻止からの後始末.様々な思惑と嫉妬とすれ違いからそれぞれのキャラクターの立場での悩みが描かれました.
個人的には相変わらずバトルシーンが少なめで物足りなさを感じました.しかしながらキャラクターたちの心情はどれも共感できて,かつ相変わらず主人公のかっこよさや賢さをうまく魅力に昇華させていましたね.
ヒロインたちのそれぞれの身の振り方や敵の狡猾な動きなど次巻でうまく作用しそうなことも多いのでそれがとても楽しみです.
贖罪の意味とは
とんでもプランからの阻止からの後始末.様々な思惑と嫉妬とすれ違いからそれぞれのキャラクターの立場での悩みが描かれました.
個人的には相変わらずバトルシーンが少なめで物足りなさを感じました.しかしながらキャラクターたちの心情はどれも共感できて,かつ相変わらず主人公のかっこよさや賢さをうまく魅力に昇華させていましたね.
ヒロインたちのそれぞれの身の振り方や敵の狡猾な動きなど次巻でうまく作用しそうなことも多いのでそれがとても楽しみです.
劣勢からの一点攻勢
あらすじ・内容
日ノ本共和国は今、強大な軍事力を有する大帝国の侵攻を受け、滅亡の危機を迎えていた。帝国が誇る最新鋭の巨大鋼鉄機兵を前に、もはや反撃は不可能と思われる中、共和国軍に所属する少年・七舎龍一郎(ななやりゅういちろう)は単独で国内を巡り、帝国打倒の為の切り札を集めることに成功する。その切り札とは、神霊種と呼ばれる旧く尊きモノたちだった! 炎を操る狐の一族の姫・狐貂(こてん)を筆頭に、各々が一騎当千の実力を備える神霊種たち。龍一郎が指揮する彼らの介入で圧倒的劣勢から一転、共和国は勝利への道を進み始める!!
平和な国が突如戦火に見舞われる,圧倒的戦力差を覆すチームもののけの英雄譚といったところですね.
狐っ娘の元気一杯なところや怪しい美女雪女,脳筋おっさん,無自覚根暗巨乳と個性的なキャラクターが目白押しでみていて飽きなかったです.
愛する国を守るためにどんな手を使ってでも奮起して最低な劣勢を覆す流れが最高でした.
一つ一つ丁寧さを重ねた展開と確かな熱さを随所に入れてくれる気配りも印象的.
次の戦いが彼らに待っているのでしょうからどんな展開を目指して突き進むのかが楽しみですね.
取り戻した身体の行方……
あらすじ・内容
最強の骸骨騎士様、ついに肉体を取り戻す――!!?
類稀なる強さを誇るが、些か天然な骸骨騎士・アーク。精霊獣のポンタ、ダークエルフの美女戦士アリアン、獣耳忍者少女チヨメの3人+1匹で異世界を“無自覚”に“世直し”してきた彼は、ついに己の肉体を取り戻そうと、解呪の泉への旅を始める。
てっきり楽な道のりになると思いきや――初のダメージを経験! 幽霊船で同族(?)を討伐!? 全長30m超の龍王(ドラゴンロード)と対決――!! と、空前絶後の大冒険!
そして、アークはついに目的地に到着するも、なんとそこは……温泉!? まずは骨休めと、早速ポンタと共に嬉々としてダイブするが――その直後、予想だにしない事態に!!?
一方、エルフ族との交易を目論むローデン王国第二王女・ユリアーナは、策謀を張り巡らせ覇権を狙う第一王子・セクトに相対するーー!
最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー第四弾、疾風怒濤の勢いで参上!!
転移魔法のせいで目まぐるしく舞台が変わるので毎回が新鮮です.
森や洞窟を抜け,ドラゴンや不死者と戦い,温泉に浸かる……冒険とはこういうものですね.
また“居場所”というのもキーワードだった気がします.
それぞれの居場所,そしてその移り変わり.
いろいろな人が生活を営んでいてまたその息づかいが感じられる展開でした.
女性たちもそれぞれ違った想いが軽めに描かれていて少し物足りなかったので,そこを深堀してもらいたいなと思います.
旅は道連れ,ロリ獣耳.
あらすじ・内容
ベルトラム王国を出奔し、両親の故郷である東の地を目指して 一人旅をするリオ。その道中、彼は貴族が差し向けてきた暗殺者である狐獣人の奴隷少女ラティーファと戦闘し、これを返り討ちにする。さらにリオは、ラ ティーファを縛る隷属魔術を解呪するのだが――自由の身になった彼女はひとりぼっちは嫌だと主張し、リオの旅への同行を申し出て!?
ここで核弾頭級の可愛いキャラ持ってこられました.
東へ東へと街を順繰りして旅をしているわくわく感はそのままに,また里での生活や忍び寄る陰謀の影などがスパイスになってました.
キャラクターが一気に増えましたがちゃんとそれぞれが立っていて,今後の活躍に期待できそうです.
どんどん強くなる主人公がどんな魅力的な存在へと成長していくのかも楽しみですね.
無自覚世直し……なんという概念でしょう.
あらすじ・内容
最強の骸骨騎士様、次なる“世直し”は奴隷獣人解放!
目覚めると異世界で骸骨騎士になっていたアーク。見事エルフ族奪還作戦を成功させた彼は、
引き続き目立たず過ごすつもりであった。
しかし――大型魔獣を狩猟! 王女一行を(何者か知りもせずに)救出!? 城門を敵ごと粉砕!! と、いつも通り鎧袖一触の大活躍!
その後王都に移動したアークは、獣耳忍者少女チヨメと再会する。彼女は獣人[山野の民]であり、エルフ族同様多くの仲間が人族の奴隷にされているらしい。
「全員を救う事は出来ません。百を助ける事に十の犠牲を払わなければならないと言うのなら、ボクはそれをするだけです」
少女は少数の同胞と共に囮となり、奴隷の仲間達を助ける決死の作戦を遂行しようとしており……!?
「彼女の笑った顔が見たい、理由などただそれだけで充分だ!」
今度は獣人解放のため大奮闘! 最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー、第二弾も陰謀と人情満載で参上!!
今回も破天荒な展開をマイペースで無自覚に突き進む俺つえーな感じです.
いろいろチートを見てきましたが普通にザオラルしちゃうのは流石といったところでしょうか…….
視点が幾つかに別れながらもしっかりまとまっている所に好感が持てますね.
エルフだけでなく獣耳娘達も本格参戦しそうな展開で続きが気になるところ.
またもや無自覚で歴史改変レベルの行動に期待しています.
なんちゃって派手な医療バトルファンタジーポロリもあるよ.
あらすじ・内容
黒衣の医術師と武器商人の少女――二人の目的はすべての種族を救うこと!
“神”が医術を禁じた世界――《魔境大陸》。お尋ね者の少年 カルマは、ある日、武器商人の少女サレナと出会う。サレナのキャラバンに同行するカルマだったが……。「胸も触診したいんだが」「ちょ、そこは…… あっ……」実はカルマは、この世界で珍しい“医術師”だった! サレナの頼みで、“天の杯”が支配する“西の大監獄”を襲撃することになったカルマ。そこ には、“戦闘執刀医”と呼ばれる異種族の少女たちが捕らわれていて!?
すごくまとまってはいたんですがキャラクターの押しが微妙に噛み合わなかったのと割りとカオス目の世界観に没入できませんでした.
ヒロインの謎の能力が世界のカギなんですか思ったよりも直球勝負でたじろいでしまったからかもしれません.
SFのようなファンタジーのようなそんな雰囲気が合う人ならいいかもしれませんね.
教官かつ異世界転生のいいとこ取り.
あらすじ・内容
異世界転生した最強のエージェントによる異世界で最も受けたい”授業”が始まる!!
シリウス――かつて世界最強のエージェントだったが、仲間のために命を落とし、異世界に転生をしてしまった少年。
彼は、前世で果たせなかった『後継者育成』を目標とし、引き継がれた知識と経験をもとに、出逢った人々の生き方に大きな影響を与えていく。
“師匠”として――そして、時に“憧れの男”として。
「失うものがないなら、俺についてこい。この世界での生き方を教えてやる」
最強のエージェントだった少年が、弟子と共に歩む異世界式育成ミッション、いまここに始動!!
第2回オーバーラップWEB小説大賞”金賞”受賞作。
未熟で荒削りだけど真っ直ぐな存在にいろいろと手ほどきする気持ちよさと,異世界転生特有の知識からのスムーズな解決がマッチして独特な雰囲気が出ています.
ただバランスが少し気になりました.
どちらかというとまだまだ異世界転生のよくある展開によっている気がしますのでどちらかの要素に振り切った展開に期待したいですね.
あといろいろとジーンと来るシーンが用意されているのも良いなと感じました.
獣耳分も足りないです.
もっと獣耳分を下さい!
次第に状況は移ろい,陰謀の匂いと運命の交差が描かれました.
あらすじ・内容
魔界大帝キリシカから授けられた力、「魔眼」とは!?
ルーデウス、エリス、ルイジェルドの3人は、道中の港町ウェンポートで「魔界大帝キリシカ」を助ける。彼女から授けられたのは、「魔眼」なる新たな力!? “人生やり直し型”異世界ファンタジー、第四弾登場!
獣耳っ娘に囲まれて羨ましい限りですが,内容は割とシリアスでしたね.
冒険に多様性はつきものと言わんばかりにいろいろなことが巻き起こっていて飽きませんでした.
離れたところでいろいろ進行しているイベントの予感を残しつつ次の巻へ.
キャラクターが魅力的なので群像劇みたいになるかもしれませんね.
サクッと読めてすっきり爽快の騙し合いファンタジー第二弾.
あらすじ・内容
詐欺師を騙す元勇者の、次なる敵は――元仲間!?
魔王を打倒して平和になった世界では、詐欺師がはびこっていた。悪辣な詐欺師を騙し返し、金を取り戻してやる冒険者ヨルは、なんと実は元勇者で……そして、ヨルは元仲間であるシャノワールと再び対峙することに!?
今回も契約書ないし契約自体の穴をついての騙し合いや,ちょっとしたバトル,過去の因縁などこの作品らしさご詰まった1巻でした.
勇者が守るべきものについて驚くべき泥臭さで描いているのがミソですよね.
しかしこんなに面白いのに今回で終わりですか……
非常に残念です.
勇者様とお人好しな面々は今日も何処かで,がめつい商人と騙し騙されの攻防をしているのでしょうと想像しつつ,この作品へ思いを馳せたいと思います.