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感想 『精霊幻想記 8.追憶の彼方』 激闘その後、それぞれの思い出


激闘その後、それぞれの思い出


ググっと進行した前巻とは対象的にそれぞれの過去の精算を行った巻になりました.

かつての学院組もそれぞれの過去に縛られていて,他のヒロインたちの過去もしっかりフォーカスが当たってそれぞれが悩みながらも進んでいる様子が描かれていましたね.

バトル控えめでそれぞれの心情にスポットライトが当たった展開なので少し物足りないですが箸休み回としてはかなり満足です.

敵も次の巻からは動き出しそうですし,また大物の新キャラが登場しそうなので色々事態が動いていきそうです.

後半の展開も怒涛でいいところで毎回終わってますね.続きが気になります.


感想 『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 7』 一転攻勢の準備


一転攻勢の準備


いよいよ頭角が現れた敵とのバトル.

仲間や他の立場の人物たちを説得しながら着々と戦争の準備をしています.

主人公の強大な力に圧倒されがちな今作ですが,今回はこの世界にはまだまだ底が見えない何かがあるという雰囲気が残っていて素晴らしい演出です.

こういった作品の俗に言う転移魔法は賛否両論あるかと思いますが,個人的には場面とキャラクターが瞬時に切り替わることで幅が出ているのでこういったガジェットのように使うのは割りと賛成です.

敵の正体が続々と明かされることで味方になったり難色を示したりと色々な立場のキャラクターがそれぞれの意思で動いているので,今後はそれがどうまとまって戦いへなだれ込むのかを楽しみにしたいと思います.


感想 『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』


切ない恋の戦いの行方


対比的に語られる科学の国と魔法の国のそれぞれのポジションの主人公とヒロインが戦い合う運命なのにもかかわらずプライベートで意図せず距離が縮んでしまってドキドキワクワク……たまりませんこのシチュエーション!

主人公が強い上に適度な等身大感が残っていてそこが魅力ですしヒロインがとにかくかわいい.

それぞれが抱える背景と国の責任が二人の恋の邪魔であり根底でもあるところが切なくニクい演出をしています.

他のキャラクターも掘り下げがいのありそうなキャラばかりで楽しみですね.

いよいよ本格化しそうな戦争とそれぞれの内部の陰謀.

主人公とヒロインの関係にやきもきしつつ彼らがそれにどう立ち向かうかが楽しみでもありますね.


感想 『<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラムー 4.フランクリンのゲーム』


曲のある敵

ついに火蓋が切って落とされた絶望的な状況に主人公達がどう相対するのかがまっすぐ描かれていました.

それぞれがリアルで抱え持つ矜持や想いをどっさりゲームに持ち込んで大激突するこの展開は爽快です.

敵が良い.

曲モノ揃いでそらには背景があって……と掘り下げてくれるのでハラハラドキドキ感が増しますね.

女っ気というかヒロイン力の支援がない中でここまでテンション高く読ませてくれるのはこの作品の特徴ですね.

まだまだ続く限られたルールの中ですすむ絶望的な状況をどうやって打開していくのか,目が離せなさそうです.


感想 『我が驍勇にふるえよ天地2 〜アレクシス帝国興隆記〜』 局地戦も大決戦も映える


局地戦も大決戦も映える

あらすじ・内容

「戦は伝説伝承≪ドラマ≫で決まるのです」

第1巻が大反響につき発売直後に重版決定!!
『ワルブレ』のあわむら赤光が放つ、痛快にして本格なるファンタジー戦記です!

第2巻はますますスケールアップ!
敵も味方も魅力的なキャラクターがどんどん登場し、驍勇の舞台はさらに広がります。
いま最も熱く胸焦がす、痛快戦記をお楽しみください。

ボロロロスでの激戦を制し、吸血皇子の呼び名を名誉あるものへと変えつつあるアレクシス侯レオナート。
時を同じくして、大陸南部より憎き四公家の一角・グレンキースが挙兵したとの報せが届く。
その大軍は名だたるブレアデト“教導”傭兵団に鍛え抜かれ、まさしく精強無比。
レオ達はこの強敵を迎え討つべく南征を決意する。

だが、その先で出会ったのは、四公家の手から逃れてきた幼い姫と白銀の騎士。
二人がレオに求めた、唯一つの願いとは――?

集えよ! 誇れよ! レオナートの御旗と共にある栄光を!
痛快にして本格なるファンタジー戦記、英雄女傑入り乱れる第2弾!!

豪傑の豪傑による豪傑のための英雄譚!

反乱軍を無事に平定した主人公達を待ち受けたのはさらなる反乱と美女率いる凄腕の傭兵団.

殺し殺され,謀り謀られながらも英傑たちをひきつけてやまないカリスマの戦いが気持ちの良いくらいの大きなスケールで描かれています.

キャラクターも1巻と同じく皆ブレずに確固たる個性を放っていますし,なにより敵がいいですね!ゲスな敵や勇敢な敵などそれぞれがイキイキしていました.

大手柄を経てさらなる高みへ向かう主人公達.
その先にはまたとんでもない巨悪が待ち構えていそうなので,期待して待ちたいと思います.


感想 『黒の召喚士 1』 古今東西気苦労の絶えない召喚士


古今東西気苦労の絶えない召喚士

あらすじ・内容

この男――戦闘狂にして最強!!!
クセになる爽快感! 痛快“成り上がり”バトルファンタジー

見 知らぬ場所で目を覚ました男には、ここがどこなのか、自分が誰なのか、全く記憶がなかった。ガイド役に尋ねてみると、異世界へ転生する権利を得た自分が、 前世の記憶をすべて引き換えにしてレアスキルを獲得、“召喚士ケルヴィン”として転生を果たしたらしい。しかも、この世界の女神メルフィーナまで配下に従 えており――!?
そして、始まる冒険者ライフ。『古城の悪霊騎士』『潜窟の悪魔』――次々に現れる強敵を前に自然とこぼれる笑みは、まさにバトルジャンキーの証だった!!
黒のローブを身に纏った重度のバトルジャンキーが、仲間と共に“英雄”へと成り上がる爽快バトルストーリー、堂々の開幕!!

戦っては仲間を増やし,ワイワイやっていくスタイル,嫌いではないです.

戦闘描写もしっかりしているしヒロインたちも可愛いです.

ただやはりスキル性の世界観だとそのスキルそのものがわちゃわちゃしてしまって頭に入ってこないですね……いろいろ気にしてしまうとダメかもしれません.

ジェラールという騎士の幽霊?がお気に入りです.もっと見せ場があってもいいかと.

今後はどんなモンスターやキャラクターが出てくるのかというところにも注目したいですね.


感想  『楽園への清く正しき道程 3(庶民出身の国王様がまたご愛妾を)』 淡い恋心が結ぶ縁


淡い恋心が結ぶ縁

あらすじ・内容

野村美月のファンタジー・ハーレム(予定)コメディ、錯綜する第3弾!!

可 愛いお嫁さんを迎えたのに、王妃との間に世継ぎの男児が誕生するまではいちゃいちゃ禁止と申し渡されてしまったルドヴィーク。そんな中、国王を敬愛する女 騎士エヴァリーンに縁談が持ち上がる。結婚したら国王様の騎士ではいられないと思い詰めた彼女は、フロリンという強力な助っ人を得て、思いを伝えるべく大 奮闘! また幼なじみのエヴァリーンの結婚話に焦った公爵令嬢のテレーゼも暴走し――!?

それぞれのキャラクターが秘めていた想いが,発散するところはされて,拗れるところは拗れて,また更に溜め込まれたものは濃くなっていった今巻でした.

メインヒロインの暗躍とも言える活躍で展開が進んでいたこのシリーズですが,主人公もしっかり成長し,また周りに恵まれることによってかなり積極的に行動していけるようになった様が見れた巻でもありましたね.

貴族平民といった理解しやすい要素と,女心や陰謀などといった要素が絡んで物語に深みが増していました.

そして女性キャラクターが本当に魅力的でたまりません.
あのキャラクターが今回こんなに可愛くなるとは!

後半の急展開には驚きましたがそれもまたスパイスととらえたいですね.


感想 『クロニクル・レギオン 5』 大陰謀とそれぞれの思惑


大陰謀とそれぞれの思惑

あらすじ・内容

災 厄の英雄、平将門(たいらのまさかど)復活!! 征継(まさつぐ)の記憶を取り戻すため、皇都東京への訪問を決意した志緒理(しおり)。だが、時を同じく して皇都東京では女皇照姫(じょおうてるひめ)が災厄の英雄・平将門を復活させてしまう!! 将門の率いる二千騎ものレギオン“零式(れいしき)”によ り、武力で実権を握る照姫だが、将門にはさらにおそるべき秘密が隠されていた……!! 志緒理と共に皇都入りした征継は、ついに記憶を取り戻す鍵となる人 物、神君徳川家康(しんくんとくがわいえやす)と邂逅を果たす。だが家康の放つ意外な言葉に迷いを感じて……!? いっぽう虎視眈々と巻き返しを狙うエド ワード率いる大英帝国も、ある密約をもとに次なる計画を立てていた……。 幻想と歴史がクロスする覇道戦記、混沌と激突の第五巻!!

ありとあらゆるキャラクターの思惑が交差し,反発し,同調しと盛りだくさんでお届けされた大スペクタクルなストーリー.

適度に挟まれるキャラクター同士の掛け合いという名のご褒美シーンの数々.

どれをとってみてもサービス精神が感じられて最高ですね.

ヒロインに関しても,真っ直ぐなだけじゃない,女の子の怖くて黒いところがいいバランスで描かれていて一層の魅力に感じました.

男たちの世界の表現もイイ!
豪快な奴もいれば,静かに燃えるタイプもいる……それぞれが混乱する中でチャンスをもぎ取ろうと活躍する,まさに英雄譚にふさわしい展開だったのでは無いでしょうか.

次回更に事態が加速して大戦争になるとのことで戦々恐々で楽しみにしたいと思います.


感想 『はみ出し妖精旅団征戦記』 気ままな妖精のロンド


気ままな妖精のロンド

あらすじ・内容

七人の軍団が世界を滅ぼす兵器を持つ国々相手に戦場を翔る――!

かつて世界を支配し滅びた超文明。その兵器「世界装置」を巡り国々が争う戦場を、たった六人で無双する集団があった。妖精旅団と仇名される彼らと、戦争を止めたい王女レッチが出会った時、一大戦記が幕を開ける!

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妖精達のキャラクターがいいバランスでバトルあり駆け引きありの正統派戦記ストーリーといった印象です.

ただそのキャラクター自体はすこし等身大感が足りないなと個人的に思った点と,ヒロインのヒロイン力にもう一声欲しかったのは正直なところです.

国を巻き込んだ大規模な話が1巻からバンバン進んでいる点は良かったです.スカッとするスケール感.

またドタバタな彼らが風土を見出しつつもろもろ奪っていく物語が続いていきそうです.


感想 『竜殺しの軍師 〜とある詐欺師の英雄譚〜』 軍略と知略とほんの少しの詐欺


軍略と知略とほんの少しの詐欺.

あらすじ・内容

少年は、いつしか稀代の軍師として大陸に名を馳せる――!

「俺が巷で噂になっている天秤評議会一の軍師、白銀のエシル である」少年カイルは、この戦乱の世を逞しく生きる詐欺師だ。今日もまんまと騙された田舎娘を獲物にしてご馳走にありついていた彼だったが、なりゆきから 彼女の村を盗賊から本当に救わねばならなくなってしまう。しかも実は、白銀のエシルその人がすぐ近くにいることもカイルは全く気づいておらず……。天才的 な軍略で稀代の軍師となったカイルの活躍を描くファンタジー戦記ここに開幕!

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凄い感じに完成された主人公だと感じました.

詐欺師として完全に寄るわけでもなく,かといって軍師として完璧かと言われればミスもする.

適度にスケベなんだけどキメるときはキメてくれそうな良いバランスの主人公が一番気に入りました.

もちろんそれだけでなく,巨乳で民バカなお姫様も芯がしっかりしていて,敵も強敵そうです.

伏線もいくつもはられていて今後の展開もまだまだこれからなので一つ一つの魅力が今後どうやって昇華していくのか楽しみですね.