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感想 『キミもまた、偽恋(オタク)だとしても。1〈下〉』


はっきり系オタクの恋模様

三人称で妙に理屈っぽくすすむ二人のつかず離れずな見ていてじれったいラブコメっぷりがあいかわらず魅力の作品です.

オタクとして,というよりむしろ隠れオタクとしてのイベントを着々とこなしつつ少しずつほんの僅かな距離を縮めていくスタイルですね……あぁじれったい!

キャラクターは誰も彼もいい意味で淡々としていて理屈付けがしっかりしている感じ.

偶然のすれ違いをいかにたくさん演出するかが肝になると思いますので今後もじれったい甘酸っぱい恋愛模様を楽しめそうですね.


感想 『ゲーマーズ!7 ゲーマーズと口づけデッドエンド』 錯綜する青春


錯綜する青春

読めない展開に読めない妄想をかさねて行き着くところまで行き着いたシチュエーションでした.

身悶えするほどのじれったさとミスリードに一喜一憂しながら読んでいましたが,途中から心の何処かでこんな展開になりそうだとハラハラしながら進めることができました.

キャラクターは目の前のことにひたすらひたむきでだからこそ真っ直ぐではなく回り道することでキレイなストーリーが生まれていますね.

勘違いの起点からその風呂敷を広げるさまはこの作品の醍醐味ですがこの巻は特にすごかったですね.

彼らの青春の行き着く先を想像しつつ次のトンデモ展開に期待したいです.


感想 『弱キャラ友崎くん Lv.3』 カラフルに映る風景


カラフルに映る風景

超実用的青春バイブル第3巻
デートにバイトに合宿に花火大会と半端なく押し寄せるリア充の波にタジタジになる僕らが弱キャラ代表の友崎くんの命運やいかに.
とんでもなく納得感あるやり取りとともに繰り出される“リア充の理屈”が読者に圧倒的説得力を与えています.
キャラクターが抱えているそれぞれの想い……というより悩みが凝縮されて造形されたカタチと取り繕ったカタチのどれもが本物で,だからこそキラキラ輝いてるように見えます.
強敵揃いのラインナップの中で友崎が本当に等身大でまっすぐぶつかって行ってるのがジーンときましたし,そこが大きな魅力ですよね.
友崎と一緒に弱キャラからの成長を歩んでいけるし,だからこそ周りの魅力をひしひしと感じました.
モノクロがカラフルになる魔法……さらなる主人公の成長と活躍に期待です.QT  #maburi


感想 『ゲーマーズ!6 ぼっちゲーマーと告白チェインコンボ』 チェインコンボによるハメ決まった


チェインコンボによるハメ決まった

あらすじ・内容

天道の決意――「雨野君……こんな関係は、終わりにしましょう」

《シュピール王国》の一件で――「このティッシュ美味しいですね」天道は心がクラッシュしていた。しかし、雨野を信じたい三角は「異議あり! これはいつもの勘違い的なアレです!」某裁判ゲームばりの逆転なるか?

ラブコメ地獄は続くよどこまでもといったところ.

前回のラブコメ的には完全にゲームオーバーなところから起死回生最高の形で見事に挽回した流れをつくり,読者もほっこり.

ラブラブ甘々で青春キュンキュンと楽しんでたところに壁際確定即死コンボ級の衝撃が入ってからの幕引きでした.

ある意味今までのもやもやの一部がきれいに回収されたわけですが,チアキ好きの私からみたら天道さん好きの皆さんとようやくフェアなフィールドに立たせていただけて大変楽しく感じております.

新キャラも含めてキャラクターは半端なく個性を発揮しているのですが,いよいよ諸々でがんじがらめになって動きが取りづらそうなキャラも多く絶妙な塩梅と言えるでしょう.

次はもろもろがしっくりきつつもまたもややきもき甘酸っぱい展開が待ってそうなので,余すところなく楽しもうと思います.


感想 『ゲーマーズ! 5』 まさしく全滅エンド


まさしく全滅エンド

あらすじ・内容

『ビバッ! 《シュピール王国》!』既成事実を作るのは誰だ!?

ゲームよりも亜玖璃を優先させた雨野。そんな二人の急接近に焦る天道&上原の秘策とは……「既成事実を作るっきゃないだろう」ゲーム中盤の地味な街感溢れる王国(遊園地)で悪魔的知略戦(ダブルデート)が始まる!

毎回最後のヒキで驚かせてくれる今作ですが今回も特大級の爆弾が落ちて粉微塵になって次回へといったところ.

キャラクターたちは脇役に至るまで細かな動きをしていた印象ですね.

そしてメイン陣のからまわることからまわること……人生はゲームのようにリセットできないとは言えもどかしさが積もりますね.

それぞれの想いをすれ違わせ,絡ませた上で昇華させています.

そしてゲームオーバーに近いこの状況.
ここからどうやって,いやどこに着地させていくのかの期待が高まります.


感想 『弱キャラ友崎くん Lv.2』 努力の化物は退治できない


努力の化物は退治できない

あらすじ・内容

弱キャラの第2ステージは生徒会選挙!?

人生はクソゲー……ではないのかもしれない。少なくとも良ゲーであることは認めてもいい。学園のパーフェクトヒロインこと日南葵と付き合う(そういう意味ではない)ようになって、俺、友崎文也の価値観は根底からひっくり返されることになった。まあまだ神ゲーとは認めてないんだが、このゲームの最強プレイヤーである日南の指導のもと、レベルアップに励む日々だ。

季節は初夏。生徒会選挙の時期。日南が会長に立候補するのは当然として……え、みみみも出るの!? みみみをサポートすることになった俺は、これまでの経験をもとに日南に挑むが――?

発売即重版の話題沸騰作!! ちょっぴりレベルアップした弱キャラが挑む人生攻略論第2弾!

超現実系リア充バイブルの第2巻.今回もかなり楽しめました.

相変わらず素で使えそうなノウハウもさることながら個人的には確かに成長した主人公を実感できたのが良かったです.

ただ,今回主人公は裏方的な役割を担うことが多く,実際は女の子達の青春の葛藤や苦悩を描いていました.

まだ若いからこそ終わりの見えない恐怖,そして隣との比較から生じる妬みに悩み,時には挫折し,時には仲間と傷を舐めあって前に進む.

この輪の中にもがきながら食らいつく主人公のひょうひょうとしたバランス感覚やヒロインの人外感も作品の魅力を増している気がします.

レベルがどんどん上がっていく僕らの主人公ですが,次回は恋愛方面にも盛り上がりを期待しています.


感想 『ノーゲーム・ノーライフ 9 ゲーマー兄妹は一ターン休むそうです』 


機械たちの重い愛

大人気異世界ファンタジー第九弾!

ついに神霊種を降した空と白たち。拡大を続けるエルキア連邦に全世界が警戒感を深め、国内外の緊張が高まる――が……それは置いといて城には『休業中』の札が吊るされていた。“最も新しき神話”は一ターン休み!?

メイドロボやメイドホモに迫られまくってさぁ大変という至って真面目な巻でした.

色々表現やイベントがコミカルでライトに描かれているものの,締めるシーンではさすがの勢いでとても深く唸れる作品ですね.

新キャラの機械たちも生き生きしていていい意味で壊れているのでそれが雰囲気づくりとして心地よかったです.

ロリアイドルのシーンも満足.もっとカラーで見たいです.

作者は他にも仕事を抱えまくっているみたいなので次がいつになるかわかりませんが,本編の続きが気になりますね.


感想 『弱キャラ友崎くん(Lv.1)』 人生ハードモード、だから攻略しがいがある


人生ハードモード だから攻略しがいがある

あらすじ・内容

こ れが人生(クソゲー)攻略の最前線!人生はクソゲー。このありふれたフレーズは、残念ながら真実だ。だって、人生には美しくシンプルなルールがない。ある のは理不尽と不平等だけ。自由度が高いなんてのは強者の言い分で、弱者には圧倒的に不利な仕様でしかない。だから、クソゲー。あまたのゲームに触れ、それ らを極めてきた日本屈指のゲーマーである俺が言うんだから間違いない。――だけどそいつは、俺と同じくらいゲームを極めてなお、「人生は神ゲー」と言い きった。生まれついての強キャラ、学園のパーフェクトヒロインこと日南葵。しかも、「この人生(ゲーム)のルールを教えてあげる」だって? ……普通は、 そんなの信じない。だけど日南葵は、普通なんて枠にはまったく嵌まらないやつだったんだ! 第10回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。弱キャラが挑む 人生攻略論ただし美少女指南つき!

キャラクターは誰もが魅力的で吸い込まれるし,展開も凄くバランス感覚が良くて,さらに描写の説得力感が心地良いレベルまで洗練されています.

小説としての完成度が高いと感じることもさることながら,荒削りで粗野なところも残しているような,そんな感覚になれる作品です.

自分が学生時代なら明日からの登校する気持ちが変わっちゃいそうなそんなパワーが秘められていること感じました.素晴らしいですね.

人生をゲームに見立てるだけでここまで理論武装できるポイントがあるのかと単純に感心しましたし,一つ一つの点が密度高く再現性があるのでそれが線に繋がる状態になっています.

文脈作りがしっかりしているので気になる伏線も多く,これからが楽しみな作品でもあります.

これからのライトノベルを引っ張る作品にぜひ成長して欲しいですね.おにただ!


感想 『ゲーマーズ! 4』 混線に次ぐ混線 まさに混戦


混線に次ぐ混線 まさに混戦

あらすじ・内容

星ノ守千秋の「本当の初恋」によって錯綜ラブコメは急展開へ!?

星ノ守千秋にとって家族以上に大切なネットの恩人――《ヤマさん》。彼の正体が宿敵、雨野だと気づいた千秋は心ここにあらずで……「ぬーん……ぬーん……うぬーーーん」「お姉ちゃん、その悶え方、全然可愛くない」

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勘違いラブコメの極地がここにありました.

すべての発言,行動に気がおけませんね.

ここまでキャラクター同士の勘違いが起きてしまうと筋を通すことすら難しくなってしまいそうです.

それでいて悪いやつが誰もいない世界……素晴らしい仕組み作りだなぁと思わず感心してしまいました.

大波乱の今巻ですが決して軸はブレずにしっかりきっかりと暴走するキャラクターのラブコメが楽しめるのがまたにくいです.

みんな幸せになってほしいのですがどうやってもぎりぎりの戦いになりそうです.

ヒヤヒヤの着地点に期待しています.


感想 『最強ゲーマー、異世界にて実況プレイ中 2』


ダンジョン登場

あらすじ・内容

大事なものを守るため、次に挑む試練は「女騎士の育成」!?

古今東西あらゆるゲームをやり込んだ俺、高坂葵は『ゲームが得意な方を優遇』という求人広告をきっかけに異世界で、ダンジョンの”管理人”をしていた。
そんなある日、俺は思わぬ難題を突きつけられる。
ダンジョン維持のため「迷宮にボス役を配置」しないといけないらしい。
しかも、そのボス役の適性があるのは、以前開拓村が襲われた時、捕虜になっていた人族の女騎士だけで――!?
苦労して準備した迷宮に歓迎できないお客もやってきてしまい、なかなかにハードモードな展開に。
とはいえ、ゲーマーとしてはこんな状況も楽しまなきゃな。
次なる試練『女騎士育成ゲーム』も真面目に、楽しんで、攻略していきますか。

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相変わらず実況してない実況人生ゲームのプレイを満喫している主人公.実にいきいきとしていました.

新キャラの女騎士もまっすぐでそこが可愛く描かれていて非常に愛着がわきました.

経済やご都合主義なところが濃くあるのもそうなのですが,作品の世界や価値観などが一貫してそこを重点的に書きたいという気持ちが伝わるので逆に納得しています.

攻略キャラが増えてますます異世界の人生ゲームが華やかに.
今後の実況も期待しています.