人間とモンスターの関係
独特の世界観とハイファンタジーが織りなす軍師バトル.
逆転の一手と起点が心地よい頭脳戦もそうですが天才と憚れない能力と性格がいかんなく発揮されている主人公が本当に爽快に描かれている作品です.
男性陣が癖があって面白いんですが女性陣がヒロインとメイド,内務長官くらいしか目立っていないので少しテコ入れがほしいなと思っちゃうのは贅沢ですかね.
種族生存のこだわりもなくただ思うがままに理想へと突き進む主人公とポップで爽快なそれでいて残酷な描写がとても魅力的な作品でした.
人間とモンスターの関係
独特の世界観とハイファンタジーが織りなす軍師バトル.
逆転の一手と起点が心地よい頭脳戦もそうですが天才と憚れない能力と性格がいかんなく発揮されている主人公が本当に爽快に描かれている作品です.
男性陣が癖があって面白いんですが女性陣がヒロインとメイド,内務長官くらいしか目立っていないので少しテコ入れがほしいなと思っちゃうのは贅沢ですかね.
種族生存のこだわりもなくただ思うがままに理想へと突き進む主人公とポップで爽快なそれでいて残酷な描写がとても魅力的な作品でした.
国と国で展開される兄弟譚
剣と魔法の国とそれぞれの文明が織りなす正統派ハイファンタジー風味の作品でした.
それぞれの視点と世界そのものに相対したときの考え方みたいなところが本当に作り込んでいて飽きないですし,どんどんこの世界のことをもっと知りたくなりました.
キャラクターも独自の世界観をもったものばかりでいい意味で人間味のないキャラクターもかなり映えてます.
激動の時代の幕開け……といった感じなのでどのようにそれぞれの物語が交わっていくのかが今後のストーリーのポイントになりそうです.
国起こしファンタジー討伐編
あらすじ・内容
互いに助けあって、新たな国を興すことを決意したルシードと ファルシェーラ、コンスタンスの三人。期限つきのドラゴンとの契約に焦り、資金繰りに苦慮しつつも、三人は次の段階へ踏みだす機会をうかがっていた。 そ んなおり、エルドーム王国からの使者がファルシェーラのもとを訪れる。 使者の名はエルドームの第五王女、リュシール。 エルドームの鉱山から、劫炎禍の 異名を持つ炎の魔物イフリートが現れ、魔物を倒すためにファルシェーラが持つ聖剣の力を借りたいのだという。 申し出を受け、エルドームへと向かうルシー ドたちだが、その行く手にはイフリートの眷族たちが立ちはだかる。 同じ王女の立場から友情をはぐくむコンスタンスとリュシールの未来は、そしてイフリー ト復活の裏に潜む陰謀とは――
前回が物語の下地を作ったとするならば,今回はその発展でしょうか.
重厚な語り口かつ本格的な描写なので久しくなかったあのハイファンタジー読んでる!って言う感覚になりました.
大物の魔物を討伐して名声を手に入れる……そのために一人の少女と出会ったのが象徴的でした.
結局人が出会うことによって物語というのは走り出すわけですから,出会いと別れの物語であるともいえますね.
最後のヒキもちょうど良い塩梅で,理不尽感は特にありませんでした.
戦闘描写もリアリティがあったので手に汗握りますね.