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感想 『29とJK7 〜さらば、憧憬〜』 仕事って苦しい


仕事って苦しい

違和感が膨れ上がってどんどん形になってようやく気づいたときにこそ本気を出す……みたいなテンプレートが心地よい巻でした.

キャラクターたちは誰もが主人公の隣を歩くべく,それぞれの歩幅で前へ進みそれぞれの足で背伸びしてましたね.

その背伸びこそが成長……の呼び水なのですが本人にはなかなか気づけないものです.

幼き日の憧憬を捨ててそれでも足掻く若人とそれを見てサポートしたり悩んだりする大人とのコントラストがなんともいえぬドラマになってます.

また続きが本当に楽しみな作品です.


感想 『妹さえいればいい。 2』 やりたい放題でお届けする創作系ラブコメ


やりたい放題でお届けする創作系ラブコメ第二弾といったところです.

あらすじ・内容

俺達はアニメの原作を書いてるんじゃない! 妹バカの小説 家・羽島伊月は、人気シリーズ『妹法大戦』最新巻の執筆に苦戦していた。気分転換のためゲームをしたり混浴の温泉に行ったりお花見をしたり、担当への言い 訳メールを考えたりしながら、どうにか原稿を書き進めていく伊月。彼を取り巻く可児那由多やぷりけつ、白川京や義弟の千尋といった個性的な面々も、それぞ れ悩みを抱えながら日々を生きている。そんな中、伊月の同期作家で親友・不破春斗の『絶界の聖霊騎士』のテレビアニメがついに放送開始となるのだが――。  妹と全裸に彩られた日常コメディ、第2弾登場!!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

 

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編集部のすぐそばでだべってワイワイやっているのは前巻とほとんど変わらないのですが,締め切りやアニメ化に対する作家の気持ちなどより筆者の実体験?に一歩踏み込んだシチュエーションが興味深かったです.

ただ,苦手なTRPGのリプレイがそのまま載ってたりとかなり人を選ぶ構成になっていたイメージ……つらめでした.

それはそうと,これだけリア充じゃないようでリア充な雰囲気も珍しいですよね.


『妹さえいればいい。 1』 感想 笑いながら読んでると急に真顔になる瞬間がある


笑いながら読んでると急に真顔になる瞬間がある……言えて妙ですね.

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ラノベ作家の話,なんですが一つ一つのシーンを切り取ってもいつものバカバカしい感じ,かと思いきや急に鋭い角度の変化球がきてそれがクリーンヒットする感じなんですよね.
キャラの可愛さはさすがの一言だし伝えたいこともなんとなく伝わった不思議な雰囲気の作品でした.
こっからまたハイテンション+ドロドロすることを考えると楽しみです.