感想 『灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ』 絆が試される、怒涛の展開


絆が試される,怒涛の展開!

あらすじ・内容

幾多の危機を越えグリムガルへの帰還を果たしたハルヒロた ち。しかし、戻ってきたとはいえ、出口の先は人間族の勢力圏から遠く離れた土地だった。偵察に出たハルヒロとユメは、幸運にもクラン「暁連隊 (DAYBREAKERS)」に所属する〝颱風(タイフーン)〟ロックスたちと出会う。だが彼らはある目的のため、オークや不死族の集団と戦っており、ハ ルヒロたちも、更には残っていたランタとメリイ、クザクとシホルの4人も別々に行動し、戦闘に巻き込まれてしまう。
ようやく戻ってきた世界でも、待っていたのは仲間と更なる出会いと戦いだった。灰が舞い、幻想を越えた先に何が待つのか、いまはまだ誰も知らない。

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前回も相当大変な困難がパーティを襲いましたが今回もハンパなかったです.

ハラハラとドキドキでページをめくる手が止まらず最後まで一気読みでした.

仲間のあり方,戦いの哲学,絆の多様性などただでさえ広がっていた世界がまたさらにグッと実感が増してものすごいところまで深まった気がします.

特にあるキャラクターの立ち振る舞いや考え方など,謎も多く考えさせられます.

異世界は平等で,当然自分たちだけでなく“相手”も存在するしその時を生きています.

数ある多くの選択から何かを選び,何かを捨てて,成長して戦って笑い合って悲しんで……どこまでも等身大な冒険がこの作品の最大の魅力なのかなとやはり強く感じますね.

当然このヒキでは続きが気になりすぎるので早急な供給を求めます.