吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる 2 感想


読んでも読んでも止まらないほどのめり込みました.

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今回特に素晴らしかったのは新ヒロインのギャル.
もう最高なキャラしてて拍手したいです笑
個人的にこういう傷負いまくってて虚勢はりまくってて猫かぶりまくってる女子は大好物です.
それぞれの恋愛模様と演劇,ファンタジーが密接に絡まり合ってクライマックスに突入するこの勢いが,さすがの一言です.

いろいろ謎も残り,面白そうな伏線もたくさんあるので今か今かと楽しみにしたいと思います.
まさに読者というより,観客ですね.


吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる 1 感想


不思議ミステリーな野村美月先生には珍しく,不可思議なしっとりラブコメできましたね.

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全体的に漂う雰囲気作りはさすがといえます.完全なお決まりワールドが展開していてとても心地よいですね.
今回は演劇がテーマですがそれに吸血鬼要素,哲学が見事に化学反応起こしてマッチしていてハラハラドキドキしました.
そしてヒロインがデカくて巨乳!新鮮でした.でも何ですかねこの可愛い生き物は.
野村先生が描くキャラクターは魅力もそうですし,一生懸命なところがいいんですよね.
心が持ってかれるというか.

主人公がすごいことになったことから始まるこのシリーズ.今後の展開も楽しみです!


モーテ -死を謳う楽園の子- 感想


まさに前巻が暗い雁字搦めの絶望の話なら,この巻は希望と絶望の間に揺れる物語でしょうか.

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そもそも若い少年少女達が自制もきかずに自殺に至る病という壮絶な設定のせいで,全体的に一片たりとも気が抜けなかったです笑
しかし,ひとつの謎が解決に向かう過程はまさに希望のお話だったと思います.
絶望をまとった少女たちの住む箱庭にこれまたいろいろなものを背負った大学生のダンテがまさに引っ掻き回すかのようにまっすぐぶつかっていて心揺さぶられます.
そしてやはりなラストのひき……
暗躍する闇と,彼と彼女と彼らの決断が楽しみでもあり,怖くもある.
とても不思議な雰囲気の作品です.
個人的にはパヴェルくんがとても気に入ってるので,彼の見出した道の行く先も,良いものになったらなぁとしみじみ.
いずれにしろこの時代にこんな作品が出て,若い人たちが読むということが素晴らしいことだと私は考えています!


さくらレンタルサーバーでVimのバックスペース問題解決


さくらレンタルサーバーはFreeBSDを採用しているために,Vimの操作性にとても違和感を覚えました.

その中で一番はやはりバックスペース(Backspace)が使えず,Deleteキーを使用しなければならないことでしょう.

そこでVimの設定ファイルを編集して色々な部分を有効化します.

cd ~
vim .vimrc

 

ここで以下のパラメータを入力します.

set backspace=indent,eol,start
syntax on

その後ログインし直すと,バックスペース削除が可能です!

[set backspace=indent,eol,start]

これはバックスペースで削除できるものを指定しています.

  • indent  :  行頭の空白
  • eol :  改行
  • start : 挿入モードの開始より手前の文字

[syntax on]

これは構文ごとに色分けをする設定です.とても見やすくなります.

他にもrulerやautoindentなど色々便利な設定がありますので調べてみても良いのではないでしょうか.

ちなみに私はこんなかんじです.

vim .vimrc
set nocompatible
set backspace=indent,eol,start
set autoindent
set nowrap
set ruler
syntax on

上から vi互換を行わない,バックスペース削除,自動インデントする,折り返さない,ルーラー表示

こんな感じです.

面白いし,奥が深いですよ~.


『天空監獄の魔術画廊』 感想 完璧なものより,矛盾こそが愛しい


ヒロインが可愛い.主人公に完全同意で,完璧なものより,矛盾こそが愛しいんですよ.

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絵画がキーになるファンタジーなのですが,ちゃんと最後までそのモチーフが貫かれてたのがまず良かった点です.
その後は特殊な状況下の脱獄王道展開でわくわくしたし,ヒロインの折檻シーンが完全に趣味まるだしで最高でした.
主人公の能力のデメリットが少し気になりますが,概ね設定の割にストレス展開がなく読みやすいと思います.
天然たらしな感じでガンガンヒロイン増やして欲しいですね.


さくらのレンタルサーバーでデフォルトのシェルをcshからbashへ変更


さくらのレンタルサーバーでこのブログ書いてるんですが,SSHで接続したところ,OSがFreeBSDでシェルがcshだったのでやはり普段Linuxで使い慣れているbashにデフォルトを変更しました.

まずは現在使われているシェルを確認します

echo $SHELL

 

cshであることを確認した後にbashの在処を探します。

which bash
/usr/local/bin/bash

 

私の場合は /usr/local/bin/bash にあったのでこちらに変更します.

chsh -s /usr/local/bin/bash

 

これで初期設定がbashに置き換わったはずなのでログインしなおしてみましょう.

su - 【ユーザー名】

 

ついでにbashの設定も変えちゃいましょう.

これは個人の好みがあるはずなのでまずは定番だけ.

 

.bash_profile使わない人は.bashrcにソースかけといてください.

vi .bash_profile
source .bashrc

 

.bashrcでキホンのキ!

vi .bashrc
alias ll='ls -la'
alias vi='vim'

以上.

とここでvimに違和感……バックスペース使えねー!

ということで次回はvimの設定編です!

さくらレンタルサーバーマスターにオレはなる!

 

 


ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた 5 感想


大乱戦をこの淡々とした筆致で描けちゃうのが逆に新鮮でした.

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ヒロインはそれぞれ可愛いんだけど主人公が相変わらずの没個性……なのに、割りといい味出してます.ただあまりの大量殺戮によるレベルアップでまた異常にパーティが強化されてしまうことが予想されるので,今後のパワーインフレが心配です.
エルフの姫はいいけど正直薄かったので時間に期待するしかないですね.
これだけ乱戦なのも俺つえーでは珍しい気がするのでつえーが際立ってて逆に良かったです.


『ラスト・フェニックス』 感想 本格ファンタジーで王道路線


本格ファンタジーで王道路線なのに工夫も感じられる小気味良い作品でした.

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確かにドラゴンと比べてフェニックスって能力が特異でしかも強力なので敵でも味方でも扱いにくいことこの上ないですよね.
その点この作品はうまーく解釈というか,工夫で描いていて,それがうまくカッツリハマっているのが好印象です.
さらにヒロインが良い!
不幸可愛い……?うまく言えないのですがとにかく可愛いし主人公との関係性もいじらしくていいですね.


浅野いにお 『おやすみプンプン』 感想 危険な作品です!


病的なまでに現実的な展開と人間の絶望と希望とが織り交ぜられた危険な作品です.

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主人公とその親族が完全にデフォルメされたデザインなんですがそれがもたらす効果は絶大です.
というのも超絶規模の等身大感を感じる描写の数々に主人公の姿が挿入されることで,毎回ハッとするほど没入している自分に気づきました.

pun6
全く想像の外にある展開で,びっくりするほど読者にタフさを迫るのにもかかわらず,恐ろしいほどの共感を生んでいます.
特に終盤が凄まじくもうなんでそんな不幸なの!?と目を覆いました.続きが気になってしまうんですけどね!

各セリフもなんかジーンとくる事が多かったです.
すべてが交差したラスト.これが許せるか許せないのかは同じく読んだ人に委ねたいですが,ふとタイトルに戻ってなんだか穏やかな気分になる,不思議な作品でした.

とにかく読んでほしいけど,正直自意識が爆発してしまうので若い人たちは特に注意して欲しいです笑


『クロニクル・レギオン 2』 感想 今巻もかなり大きなスケールで描かれていて大満足


今巻もかなり大きなスケールで描かれた半現代戦記で大満足でした!

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一手一手の緊張感もさることながら可愛らしい女性陣に油切ったおっさん,冷静沈着な敵総大将,動じない主人公などかなりお腹いっぱいですよ.
登場人物ゆかりの展開かと思えば歴史をなぞることなくあえて崩して異種格闘させる展開も新鮮ですし,雑多な中でもキラリと光る戦略なども楽しめます.
主人公の正体がだんだんと明らかになるのも楽しみですし,今後も目が離せない作品になりそうです.


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