読んでも読んでも止まらないほどのめり込みました.
今回特に素晴らしかったのは新ヒロインのギャル.
もう最高なキャラしてて拍手したいです笑
個人的にこういう傷負いまくってて虚勢はりまくってて猫かぶりまくってる女子は大好物です.
それぞれの恋愛模様と演劇,ファンタジーが密接に絡まり合ってクライマックスに突入するこの勢いが,さすがの一言です.
いろいろ謎も残り,面白そうな伏線もたくさんあるので今か今かと楽しみにしたいと思います.
まさに読者というより,観客ですね.
まさに前巻が暗い雁字搦めの絶望の話なら,この巻は希望と絶望の間に揺れる物語でしょうか.
そもそも若い少年少女達が自制もきかずに自殺に至る病という壮絶な設定のせいで,全体的に一片たりとも気が抜けなかったです笑
しかし,ひとつの謎が解決に向かう過程はまさに希望のお話だったと思います.
絶望をまとった少女たちの住む箱庭にこれまたいろいろなものを背負った大学生のダンテがまさに引っ掻き回すかのようにまっすぐぶつかっていて心揺さぶられます.
そしてやはりなラストのひき……
暗躍する闇と,彼と彼女と彼らの決断が楽しみでもあり,怖くもある.
とても不思議な雰囲気の作品です.
個人的にはパヴェルくんがとても気に入ってるので,彼の見出した道の行く先も,良いものになったらなぁとしみじみ.
いずれにしろこの時代にこんな作品が出て,若い人たちが読むということが素晴らしいことだと私は考えています!
さくらレンタルサーバーはFreeBSDを採用しているために,Vimの操作性にとても違和感を覚えました.
その中で一番はやはりバックスペース(Backspace)が使えず,Deleteキーを使用しなければならないことでしょう.
そこでVimの設定ファイルを編集して色々な部分を有効化します.
cd ~ vim .vimrc
ここで以下のパラメータを入力します.
set backspace=indent,eol,start syntax on
その後ログインし直すと,バックスペース削除が可能です!
[set backspace=indent,eol,start]
これはバックスペースで削除できるものを指定しています.
[syntax on]
これは構文ごとに色分けをする設定です.とても見やすくなります.
他にもrulerやautoindentなど色々便利な設定がありますので調べてみても良いのではないでしょうか.
ちなみに私はこんなかんじです.
vim .vimrc set nocompatible set backspace=indent,eol,start set autoindent set nowrap set ruler syntax on
上から vi互換を行わない,バックスペース削除,自動インデントする,折り返さない,ルーラー表示
こんな感じです.
面白いし,奥が深いですよ~.
さくらのレンタルサーバーでこのブログ書いてるんですが,SSHで接続したところ,OSがFreeBSDでシェルがcshだったのでやはり普段Linuxで使い慣れているbashにデフォルトを変更しました.
まずは現在使われているシェルを確認します
echo $SHELL
cshであることを確認した後にbashの在処を探します。
which bash /usr/local/bin/bash
私の場合は /usr/local/bin/bash にあったのでこちらに変更します.
chsh -s /usr/local/bin/bash
これで初期設定がbashに置き換わったはずなのでログインしなおしてみましょう.
su - 【ユーザー名】
ついでにbashの設定も変えちゃいましょう.
これは個人の好みがあるはずなのでまずは定番だけ.
.bash_profile使わない人は.bashrcにソースかけといてください.
vi .bash_profile source .bashrc
.bashrcでキホンのキ!
vi .bashrc alias ll='ls -la' alias vi='vim'
以上.
とここでvimに違和感……バックスペース使えねー!
ということで次回はvimの設定編です!
さくらレンタルサーバーマスターにオレはなる!
病的なまでに現実的な展開と人間の絶望と希望とが織り交ぜられた危険な作品です.
主人公とその親族が完全にデフォルメされたデザインなんですがそれがもたらす効果は絶大です.
というのも超絶規模の等身大感を感じる描写の数々に主人公の姿が挿入されることで,毎回ハッとするほど没入している自分に気づきました.
全く想像の外にある展開で,びっくりするほど読者にタフさを迫るのにもかかわらず,恐ろしいほどの共感を生んでいます.
特に終盤が凄まじくもうなんでそんな不幸なの!?と目を覆いました.続きが気になってしまうんですけどね!
各セリフもなんかジーンとくる事が多かったです.
すべてが交差したラスト.これが許せるか許せないのかは同じく読んだ人に委ねたいですが,ふとタイトルに戻ってなんだか穏やかな気分になる,不思議な作品でした.
とにかく読んでほしいけど,正直自意識が爆発してしまうので若い人たちは特に注意して欲しいです笑