超飽和セカンドブレイズ

感想 『超飽和セカンドブレイヴズ』 超飽和する勇気と常識


超飽和する勇気と常識

あらすじ・内容

罪を背負った勇者失格の少年が、それでも真の勇者を目指すブレイヴパンク・ファンタジー!

始祖勇者と魔王の戦いから幾星霜。いまや、全人類に「勇者因 子」が行き渡り、人々が洩れなく勇者化して、職業的勇者──「セイヴズ」と呼ばれる「プロ」たちが世に溢れ返る、そんな勇者飽和時代。 にも拘わらず、自 らを「勇者因子を持たない例外」と嘯く少年、草壁ジョウは、ある夏の日、重い決意を胸に大都市スプリーヴィルの土を踏む。「セイヴズの聖地」と謳われるこ の街で、今度こそ「プロ勇者になる」という幼き日の夢に、諦めの踏ん切りをつけるために……。 しかし、そんなジョウの前に現れたのは、弱冠十四歳にして 現役のプロ勇者〈プリマステラ〉。「世界勇者協会」からジョウの世話役に任じられたという彼女は、なぜか事あるごとジョウを「お兄ちゃん」呼ばわりするワ ケありのチョロインで!? マギテク万能が隆盛を極め、有象も無象も勇者化した近未来的異世界で、互いに迷いを抱えた少年と少女は、それでも真の勇者を目 指す! 挫折と栄光のブレイヴパンク・ファンタジー!

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始終パンクな物語の運びで一本芯が通った展開という印象です.

主人公がいい感じにアツい感じで,ヒロインが綺麗にクールにアシストできる感じのバランスがいい塩梅です.

敵も一筋縄ではいかないというか,しっかり物事を考えて自分たちなりの正義をかざしてくるあたりもぶつかり合いをここまでかというくらい演出していますし,見事な飽和状態な雰囲気を作り出しています.

次はまさかの学園編ということでまたもやいろいろと面白いことが起こりそうで楽しみなんですが,主人公がバカっぽく見えるところも多々あるので成長に期待しています!


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