侵蝕レコンキスタ表紙

感想 『侵蝕レコンキスタ』 異界モノです


可もなく不可もなくな異界モノでした.

あらすじ・内容

少年少女たちの世界奪還(レコンキスタ)が始まる――

僕たちは、救いのない世界で今日も生きていた――
生物を異形の怪物へと変貌させる特殊領域『侵蝕世界』に地表全土を覆われ二十年。
わずかに生き残った人類は先の見えぬ未来に怯える日々を過ごしていた。
侵蝕世界の変異現象に耐性のある新世代『横断者』の誕生を見るも、そこに蔓延る不死身の存在『レグス』に行く手を阻まれ内部調査は難航する。
そんなある日、横断者の少年トール・カスガは侵蝕世界での活動中に一人の不思議な少女と邂逅を果たす。
彼女との出会いは停滞していた情勢に思わぬ形で波紋を投じてゆく。
命を懸ける価値がこの世界にあるのか――少年少女たちの世界奪還が始まる。

 

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セカイ系に近い構造なんですが周りが混在としているので随分印象が変わりました.
チームで危険な地に潜入するヒヤヒヤ感が良かったものの,後半からは敵が味方にもいる雰囲気で少しそれが弱まり,主人公とヒロインが強くなったのもあって結果的緊張感が弱まったのが少し残念です.


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