理想と現実 貫く芯は?
時事ネタとSF風味な要素とクラスメートを巡る劇場型盛り上げはやっぱり見事でした.
後悔……という感情の持って生き方に工夫がされていて前回までと同様,短期的ではなく長いスパンでの夢や理想の捉え方が焦点だった気がします.
途方もなく確率が低い夢だけど,それをつかもうとあがくプロセスそのものが“未来の後悔”というリスクを解消するのかなぁと真正面に考えてしまいますね.
キャラクターたちが大きなうねりに翻弄される中で描かれているテーマがやけに等身大なのが不思議な読後感を生んでいます.
次回また怒涛の展開が待っていそうなヒキなので注視していきたいですね.