感想 『29とJK 4 ~夢のあとさき~』 人の夢とは儚いモノ


人の夢とは儚いモノ.

幼馴染同士で繰り広げられる無慈悲な社会人政治の戦いと番外で進行する人と人と人の夢の話.

前編通してジーンとする雰囲気に包まれていて切なさが炸裂です.

学生読者が置いてけぼりになってないか心配になるくらい社会人の辛さや前を向く強さが賛美されていて力強いエールを貰ったような気がします.

若いキャラクターたちもそれぞれがそれぞれ輝く場所を持っていてしっかり純粋に足掻いているのも対比があっていいですね.

まさかの続くからの今巻も続くだったのでじれったいです.

親友と,恋と夢の後先がどうなるのか早く見届けたいですね.