まるで児童文学
悲しかったり嬉しかったり喜怒哀楽はあるけど,それを上手に優しさでラッピングしたようなお話でした.
王様を救うための薬は実は人間の女の子で主人公は彼女を父親のもとに送らなくてはならない王子という胸キュン設定.
ファンタジー要素もこってりさずに控えめで主にヒロインの可愛さと成長,主人公の考えを楽しむタイプ.
キャラクターも少ないので話が理解しやすくきちんと起承転結になってるのでとても読みやすかったです.
続きは出そうと思えば出せる伏線が幾つか登場しますが,この1巻単体でも十分楽しめます.