集結し決着することの意味
あらすじ・内容
ついに≪アリシゼーション≫、完結!
「――キリトくんだ。わたしのキリトくんが、帰ってきた……」 ≪アンダーワールド≫全土が混沌と化す、≪最終負荷実験≫の二日目。≪人界軍≫最強の整合騎士ベルクーリ、スーパーアカウント・太陽神ソルスを持つシノンを打ち破ったガブリエルは、≪ワールドエンド・オールター≫を目指すアリスを追う。一方、圧倒的な数の≪暗黒騎士≫に包囲された≪人界軍≫囮部隊の戦場では、アスナの奮闘、リズベットやシリカらの助力虚しく、ついに自失状態のキリトが、ラフィン・コフィンの残党≪PoH≫につかまってしまう。積年の恨みを晴らさんと、PoHの毒牙がキリトに迫り―― 瞬間。キリトのこころの中に、声が響いた。それは、共に暮らし、戦い、笑いあった彼の親友の声。たった一人の、最高の相棒の声――。ついに、キリトは復活する。アンダーワールドに生きる≪すべて≫を、救うために。
長大な章の一つの終焉を見ました.
リアルと仮想世界,目まぐるしく変わる状況と戦いの最中にふと訪れる人間味の深さ.
すべてが合流して流れていく大きなうねりの展開できれいに着地してエンターテイメントを感じる幸せな時間を過ごせました.
キャラクターも新旧勢揃いでとても嬉しかったですし,敵側もとにかく濃くて飽きなかったです.
アリシゼーションの1巻目のシーンが最後にはありありと思い浮かべることができたのでジーンとなりました.
願わくば新たな希望と永久に続く冒険に乾杯を……キリトくんには安らかなお休みを……