テンプレ1

感想 『テンプレ展開のせいで、おれのラブコメが鬼畜難易度』


随所にテンプレ哲学を感じる

あらすじ・内容

この恋は、テンプレすぎて新次元。

結野奏汰は幼なじみに恋する普通の少年。ところが突然降臨した『テンプレの神様』の加護により、お約束ラブコメ展開で想い人と急接近……できなくて!? さらに自称許嫁が押しかける、望まぬラブコメの幕が開く!

作者の前作の心地よいテンションのキャラクターはそのままに,色々なテンプレシチュエーションをある意味批判的にネタにしてポンポン出していく展開は爽快です.

テンプレートはテンプレートだと思われるまでが“お約束”なのか,そうではなくその安定感こそが求められているものなのか……しかし誰しもがテンプレートをテンプレートだと思わない時代があったはずです.
(例えば初見で空から女の子が降ってくる展開はやっぱり新鮮に感じるはずですよね)

そんな時代から“色褪せない”のもテンプレートの魅力なはずで,それがなんとも哲学的に感じるんですよね.

ただ一つ言えるのは,どんなテンプレ展開だとしてもキャラクターたちは一人一人必死に動いているということで,それが物語にちゃんと華を添えていることです.

ヒロイン二人はどちらも違った魅力があって甲乙付けがたいのですがやはり幼馴染を応援してしまいます.

今後はまた違ったテンプレ展開が楽しめそうな作品なので期待しています.


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