感想 『おことばですが、魔法医さま。(2) 〜異世界の魔法は強力すぎて、現代医療に取り入れざるを得ませんでした〜』


立場の違いの利点と問題点

医療と魔法の合わせ技で異世界切り開く活劇第二弾.

前回お互いの立場の違いを理解しつつも反発をしていた主人公とヒロインの距離がグッと近づいた上で波乱あり策謀ありの展開でハラハラ感が増してました.

考え方の芯が一緒なので反発しながらも同じ方向を向いて突っ走れる関係ってフィクションだと妙に映えますよね.

あとヒロインが自分の問題点を自覚しながら主人公が初めて経験する挫折への向き合い方を共有する場面が良かったです.

様々な立場がありそこに多くの違う視点が盛り込まれるのが異世界モノの醍醐味でもあるのでそこが活かせていたのがとても面白かったです.


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