異世界料理道 10

感想 『異世界料理道 10』 思惑交差する街と森


思惑交差する街と森

あらすじ・内容

領主・サイクレウスとの話し合いが混迷を極める中、新たに浮上した因縁“赤髭党”とその生き残りであるジーダ。何らかの突破口を探しながらも屋台を続けるアスタたちの下に飛び込んできたのは、森辺の民の格好をした何者かが狼藉を働いているという情報で……。新メニューも続々登場! 大人気異世界料理ファンタジー、大台の第10巻!

新メニュー開発や許せない悲劇の発生など見どころたっぷりの今巻.

人間関係もググっと進んでそこも読み応えがありますね.

主人公は自分の料理道をただひたすらに突き進むだけですがそれに付随する富や数奇な運命で出会った人々に翻弄されている図.

陰謀の種や過去の事実が積み重ねられて現在のいろいろな思惑の真意に繋がっている感触がスッキリする構成になっていますね.

新素材の開拓や新たな販路など料理側でも伏線がたくさんあるので今後はそこにも期待したいところです.


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