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感想 『リア充になれない俺は革命家の同志になりました 1』


スクールカーストという残酷で美しい題材

スクールカーストを体制側の一つの問題として扱いながらもそれによって翻弄される少年少女の一喜一憂をコミカルに描いた作品でした.

特殊な単語がたくさん出てきますが主人公のツッコミスキルが優秀なのでとくに引っかからずにスラスラ読めました.

この頃の時代って小さなほころびでも人間関係や生活に大きな傷を負いやすい……だから愛しいと感じるまさに黄金時代なんですよね.

ヒロインがピーキーなんですが宇宙人に感じることなくあくまでこの時代をもがき苦しんで進んでいる一人の女の子に見えたのでそこの造形も良かったです.


感想 『アクセル・ワールド 20』  時代のうねりが加速する


時代のうねりが加速する

大きな流れ同士が合流し,更に巨大な流れとなって怒涛の展開を見せた巻でした.

前巻が謎の開示と過去の集約だとしたら今巻は確かな一歩で謎に迫り,激動の流れで前に進んだ巻ですね.

無数のキャラクターたちがそれぞれのアイデンティティーをぶつけるところも魅力的なのですが,やはり成長した主人公とその仲間の頼もしさから見る“前に進んでいる“感じがいいんですよね.

いよいよ敵の本拠地にたどり着いたわけですがやはり一筋縄では行かなそうです.

提示された新たな謎とともに風雲急を告げそうな次巻に期待です.


感想 『僕は友達が少ない 11』 未熟だからこそ、それが輝かしい.青春賛美!


残念ラブコメの金字塔,ここに完結.
残念はそのままに,念が残る,未熟だからこそ,それが輝かしいと言わんばかりの青春賛美に感じました!

あらすじ・内容

心に残る今。

リア充の時間の流れは速い。小鷹達は、散々迷いながらも手に入れた、友達や恋人との充実した日々を駆け抜けていく。友情、恋愛、進路、家族のこと……。そしてやってくる、卒業。残念系青春ラブコメ、エピローグ!

 

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1巻から続いたそれぞれの道とこれからの道.
それを伏線回収で通しながら丁寧に寄り添って描かれているイメージです.
ここまで続いてもまだ新たな発見がある.良い気持ちでした.

色々と話題に事欠かない作品で,随分と読みての間でもて遊ばれた?作品でもあるので完結の感慨は深めです.正直さみしい.

しかしラブコメの新境地を間違いなく開いた作品だろうし,私は落ち込んだという印象は全くありません.

彼と彼女たちの未来はしっかり続き,しかし今を残して心に刻んで進んでいく.
ポジティブだけが能じゃない.そんな現代の一ルートを堪能できました.
お疲れ様でした.