折れた聖剣1

感想 『折れた聖剣と帝冠の剣姫 1』 スペクタクル建国ファンタジー開幕


スペクタクル建国ファンタジー開幕

あらすじ・内容

英雄と勇者二人の旅が織りなす帝国創建への物語知略の英雄、 カーヴェル王国のルシード王子。勇猛な聖剣の姫、パルミア王国 ファルシェーラ王女。大陸に名を知られる二人が率いた軍は、リスティオンの野で激突し、か つての幼なじみである二人は死闘を繰り広げていた。ファルシェーラの軍勢は着々とカーヴェル軍の陣容を切り崩し、ルシードが首級を上げるべく剣姫ファル シェーラが突入、ついに互いを強敵と認めていた二人は戦場であいまみえる。時を同じくして二人の英雄不在のときを狙ったかのように両国で政変が発生。二人 は帰るべき祖国を失う。かくして同じ立場となった王子と王女の二人は居場所を求め世界を旅することになるのだが、その最初の行く手にはかつての勇者が封印 した巨大な竜が待ち受けていた。ルシードとファルシェーラ、二人に最初の試練が訪れる。

戦争から幼馴染から一騎打ちから兄妹,家族,陰謀……お腹いっぱい楽しめました.

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特に主人公とヒロインの過去と現在の立場の対比も面白いですし,その関係の変化しているところと,変わらないところがしっかり物語にいい味つけていました.

また後半部の怒涛の冒険と発見.
そして開放,自由!

ファンタジーの良い所を見事に活かして壮大な,でも何処か等身大な感覚が心地よかったです.

オーソドックスながらもしっかりまとまっているのも良かった.安心して読める作品ですね.


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