強くてニューサーガ1

感想 『強くてニューサーガ』 英雄に慈悲はない


英雄に慈悲はない

あらすじ・内容

インターネット上で話題沸騰の“強くてニューゲーム”ファン タジー、待望の書籍化!激戦の末、魔法剣士カイルはついに魔王討伐を果たした…と思いきや、目覚めたところはなんと既に滅んだはずの故郷。そこでカイル は、永遠に失ったはずの家族、友人、そして愛する人達と再会する――人類滅亡の悲劇を繰り返さないために、前世の記憶、実力を備えたカイルが、仲間達と共 に世界を救う2周目の冒険を始める!

image

明るいセリフの文体と濃密なバトル描写,無慈悲な行動と新鮮な気持ちになれた作品です.

またそれらがかなりいいバランスで成り立っているのでストレスもありませんでした.

しかし緊迫感のある展開もしっかり起こるので,ドキドキしながら楽しむことができました.

登場人物たちも,パッと見の印象とは裏腹な一面が各自にあり,それが一クセも二クセもあるような感覚になるので物語の深みを増しています.

一山超えてのエピローグだったので,このまま最後までどう走っていくのかが楽しみです.


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です